新型コロナウイルスの感染拡大により、今年は夏休みの過ごし方にも影響が出そうです。毎年実家に帰省しているという人も、今年はどうしよう・・・と迷っているのでは?そこで、夏休みの帰省についてリサーチしてみました。


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◆Topics◆

1.夏休みに実家に帰省予定の人は44%
2.夏休みの様々な帰省方法の中で、多くの人が意識して行動している!

1.夏休みに実家に帰省予定の人は44%


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夏休みに帰省するかどうかたずねたところ、全体では4割強が実家に行く・滞在する予定と回答。女性のほうが若干、帰省傾向が高めでした。ご先祖や亡くなった方への思いから、お墓参りや実家に行く人も多いようです。特に今年のゴールデンウィーク期間中は緊急事態宣言下だったため帰省したくても帰省できなかった人が多く、夏休みを利用して帰省を考えている人は比較的多いようです。


また、「連絡すると思うがまだ方法は決めていない」という回答も2割弱いました。ギリギリまで状況を見極めてから決めたいという気持ちもあるのかもしれません。
一方、帰省するのではなく、電話やLINE、ビデオ通話などで実家とコミュニケーションをとるという人も1~2割弱ほど。電話は40代以上で高めの傾向、LINEは20、30代、ビデオ通話は30代が多くなっています。

これまでの夏休みとは状況が異なる今年は、帰省する人も、電話等でコミュニケーションする人も、それぞれ新型コロナウイルスの感染拡大の状況を意識しながら対応をしていることがわかります。帰省方法別のコメントを見てみましょう。


2.夏休みの様々な帰省方法の中で、多くの人が意識して行動している!


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実家に直接帰省しようと考えている方も、短距離・短期間移動なども考えつつ、以前のようには気軽には移動できないからこそ家族に会っておきたい気持ちをつづる内容も多く、いつもとは違う状況の中での帰省を模索している姿が浮き彫りになりました。また、電話やLINEメッセージ、ビデオ通話の手段を選んだ方の理由の中には、感染者の多い地域からの移動や、新幹線など公共機関を利用しての移動に関して、気を遣っている人が多くみられました。また、両親がご高齢である場合も慎重に考えている様子がうかがえました。

実家へ帰りたい、家族と会いたい、という思いもありながら、現在の状況をふまえてなんとか工夫して離れた家族とコミュニケーションを取ろうとしていることがわかります。お互いのことを思いやりながら、それぞれが選んだ方法で夏休みの帰省やコミュニケーションを楽しめるといいですね。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年7月17日~19日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック

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