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1.人気旅行先は北海道と沖縄県が圧倒的!やりたいことランキングは?2.10代には東京・大阪も人気、女性には京都の人気が高い傾向
1.人気旅行先は北海道と沖縄県が圧倒的!やりたいことランキングは?
「国内旅行で行きたい都道府県TOP10」では、総合1位が「北海道」、2位が「沖縄県」という結果でした。1位と2位をあわせると約半数を占め、圧倒的な人気となりました。 次いで、3位は京都、4位は東京、5位は福岡と続きました。
では、どんなことを目的に旅行先に行きたいか、続いてみていきましょう。
「都道府県別やりたいことランキング」では、「グルメを楽しむ」がどのエリアでも上位にランクインしています。旅先でご当地グルメや美味しいものを楽しみたい、という人が多いようですね。他にもその旅行先ならではの楽しみ方があるようです。
約3人に1人に選ばれた1位の北海道。さすが国内屈指のグルメ王国。約8割の人がやりたいこととして、「グルメを楽しむ」と答えています。海鮮、ラーメン、スープカレー、スイーツなど食のバリエーションが豊富な北海道ならではの結果でしょう。「絶景を見に行く」を選んだ人も約半数。国内最大の面積を誇る北海道には絶景スポットも多く、自然に癒やされたい人が多いようです。
2位の沖縄県は、透明度が高く、美しいことで知られる海が一番の人気で、6割以上の人が「海水浴やマリンスポーツをする」と回答しています。また、次いで「グルメを楽しむ」が半数以上。沖縄にしかない独自の食文化が楽しめるのも醍醐味ですね。「動物園、水族館に行く」、と答えた人も約4割で他の県よりも割合が高いです。沖縄県といえば、“美ら海水族館”も有名です。目的地の一つとなっているのかもしれませんね。
3位にランクインしたのは日本の古都「京都府」。歴史的な建造物が人気で、「街歩きをする」や「世界遺産に行く」と答えた人が約7割という結果に。北海道や沖縄県いった自然や絶景を楽しむのとはまた一味違う、日本の伝統文化や雰囲気に触れる目的が大きいようです。
4位は東京都で「買い物をする」と答えた人が約6割。ショッピング目的で選ばれる割合が他の県に比べてダントツでした。東京タワー、スカイツリーや浅草など人気スポットも多く「街歩きをする」が2位に入っています。
5位の福岡県は、多彩なご当地グルメで知られますが、「グルメを楽しむ」と回答した人が8割を超えています。なんと北海道でグルメを選んだ人の割合よりも高い結果となりました。ラーメン、もつ鍋や屋台グルメなど食の魅力が豊富ですね。
6位は大阪府。「食い倒れ」のイメージが強い大阪ですが、「グルメ」は2位にランクイン。2001年に開園した「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の存在が大きいのか、「テーマパーク・遊園地に行く」が1位でした。“大阪といえばUSJ“というイメージが定着していそうですね。
7位の石川県では、「街歩きをする」と「温泉に行く」がほぼ同じ割合で2位と3位に。古都の街並みや加賀温泉、金沢21世紀美術館が有名ですね。5位以内には惜しくも入りませんでしたが、「美術館に行く」と答えた人は、他県よりも高い割合でした。
8位の長野県は「自然と触れ合う/楽しむ」が1位。自然が多く、避暑地のイメージも強いですよね。9位の鹿児島県は「絶景を見に行く」が1位。屋久島をはじめとして多くの絶景スポットがあるのでうなずけますね。そして10位の広島県には、原爆ドームや嚴島神社などの世界遺産があり、京都に次いで「世界遺産に行く」と回答した人の割合が多い結果になりました。
2.10代には東京・大阪も人気、女性には京都の人気が高い傾向
国内旅行で行きたい都道府県を年代別でみてみましょう。
10代から50代のすべての年代で1位は「北海道」で、2位は「沖縄県」。安定した人気ぶりがうかがえますね。
細かく見ていくと、「北海道」は年代が上がるごとに人気が高い傾向です。グルメ、絶景、温泉やドライブなど、幅ひろい世代がそれぞれ楽しめる魅力がたくさんあるからかもしれませんね。一方の沖縄が一番人気だったのは30代で約3割と1位の北海道とは僅差でした。
10代では、4位と5位に、大都市の「東京都」と「大阪府」がランクイン。買い物や街歩きが好きな年代には魅力的な都市のようです。3位に京都が選ばれたのはひょっとしたら修学旅行の影響があるのかもしれません。
20代のランキングには、福岡県と石川県が同率で4位に。他の年代と比べても、この2県を選んだ人の割合は多い結果になりました。
グルメにレジャー、街歩きに買い物・・・旅の楽しみは尽きませんね。新型コロナウイルスの影響がいつ落ち着くかは分かりませんが、早く収束することを願いつつ、どこに旅行して何をしようか、楽しいプランを思い描きながら次の計画に役立ててみてはいかがでしょうか。