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1.年代が上がるほど購入率が増える傾向。50代は86%が購入経験あり2.1億円の使い道は?1位は「貯金」、2位は「親にプレゼントや親孝行」
1.年代が上がるほど購入率が増える傾向。50代は86%が購入経験あり
まず、宝くじを買った経験があるかどうかを聞いたところ全体では約6割が「ある」と回答。半数以上は購入経験があるようですが、年代別では大きな差があることもわかりました。 10代は最も割合が低く、18%にとどまりました。20代になると倍の36%に増え、30代では67%、40代は78%、50代になると86%と右肩上がり。年代が上がるにつれて、宝くじを買ったことがある人の割合が高くなることがわかりました。年代が上がると使えるお金に余裕が出たり、子育てや老後のことを考えて宝くじに挑戦する機会が増えたりするのかもしれませんね。
2.1億円の使い道は?1位は「貯金」、2位は「親にプレゼントや親孝行」
「もし宝くじで1億円当たったら、何に使いますか?」と聞いてみると、「貯金する」が半数を超え総合第1位に!続いて「親にプレゼントを買う/親孝行する」が2位、「国内旅行に行く」が3位という結果になりました。3位と僅差で4位に「家(一戸建てやマンション)を買う」、5位「海外旅行に行く」と続きます。
2人に1人以上の人が「貯金」を選ぶという結果でした。1億円という額が大きすぎて、いったん貯金をして、ゆっくり用途を考えるのかもしれませんね。また、親にプレゼントを買ったり、親孝行をしようとしたりする人が多いのも、親世代にとってはうれしい結果となりました。ちなみにランキングには入っていませんが、1億円が当たったら「仕事をやめる」と回答したのは全体の1割未満にとどまりました。堅実派が多いようです。
では、1億円の使い道に男女差はあるのでしょうか? 結果を見てみると、男女ともに「貯金する」がトップだったものの、男性は5割弱、女性は約6割と女性のほうがより「貯金」との回答が多い結果となりました。
以降、女性では3位に「国内旅行に行く」、5位に「海外旅行に行く」がランクイン。1億円あれば普段できないような豪華な旅ができそうです。6位に「子供の養育費・教育費にあてる」、9位に「美容・エステ代に使う」が入っているのも特徴的です。
男性では、3位に「車を買う」がランクイン。また、女性ではランク外だった「資産運用に使う」が6位となり、男女でのお金の使い方に差が出る結果となっています。また10位以内には入らなかったものの「仕事の資金にする」を選んだ男性は女性の約2倍、「土地を買う」は1.4倍という結果に。男性は「投資」や「資産運用」という考えが強いのかもしれません。
大きな夢を見られる宝くじですが、実際に高額当選したら「貯金する」という堅実派が多いことがわかりました。また女性と男性で使い道に差が見られたのも興味深い結果でした。全国自治宝くじ事務協議会によると、平成30年度の1億円以上の当選本数は294本*もあったとか。「もし1億円が当たったら何に使おう?」と夢をふくらませてみてはいかが? *宝くじ公式サイトより参照