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1.好きだった給食ランキング総合1位は「揚げパン」2.「ホッキカレー」に「だぶ汁」などご当地メニューを紹介!
1.好きだった給食ランキング総合1位は「揚げパン」
「小学生や中学生のときの給食で、好きだったメニューは?」と質問したところ、総合1位は「揚げパン」でした。全年代でトップ2にランクインしていますが、特に10代、20代で人気が高く断トツの1位となり、3割を超える人気です。揚げたコッペパンにきなこや砂糖などがまぶしてある甘い味付けがたまりません。 2位は1位と僅差で「カレーライス」という結果に。各年代で20%以上と安定した人気がありますが、特に30代、40代で割合が高い傾向がありました。給食の定番メニューともいえるカレーライスは、今も昔も人気のメニューです。 3位は「ソフト麺」。こちらは30代~50代でトップ3にランクインしています。ソフト麺といえば、ミートソースやカレーソースなどさまざまな味があったことを懐かしく思い出す一品です。昭和の学校給食では人気だった「ソフト麺」ですが、現代の給食では姿を消しつつある様子。それがこの年代に人気が高い理由といえそうです。10代は麺類では7位に「ラーメン」がランクインしていますね。
他にも「鶏のから揚げ」、「フルーツポンチ」は10代、20代の若い年代で人気の傾向です。「くじらの竜田揚げ」、「コーヒー牛乳」は50代で人気があります。1987年から商業捕鯨が一時停止になり、若い年代にはなじみがないくじらですが、50代にとっては普段の給食メニューとして食べられていたようです。また、「ミルメーク」も思い出の給食メニューの一つ。牛乳に入れる粉末の調味料で、コーヒー・ココア・いちごなどの味がありました。年代が上がるほど懐かしい味として人気が高いようですね。
2.「ホッキカレー」に「だぶ汁」などご当地メニューを紹介!
給食には、ご当地の味を取り入れたメニューも登場するようです。地域限定だったものが全国に広まったケースもあり、給食のバラエティーを増やしてくれています。 そんなご当地の給食メニューをいくつか紹介!
「ホッキカレー」は、ホッキ貝の漁獲高日本一、北海道苫小牧市のソウルフードともいえるメニュー。ホッキ貝がたっぷり入っていて、一味違ったカレーライスが人気の様子。 「アップルシャーベット」は、りんごを半分にカットし、甘いシロップに漬け込んでから凍らせ、シャーベット状にしたもの。 そして、東京都練馬区発祥のご当地メニュー「練馬スパゲティ」は、地元産の練馬大根をたっぷり使用した和風スパゲティだそう。 この他にも、まかない料理が発祥の横浜生まれ「サンマーメン」や、福岡や佐賀の郷土料理「だぶ汁」、鹿児島県奄美地方の郷土料理である「鶏飯」といったさまざまなご当地メニューがあります。こういったメニューが給食に取り入れられるのは、子どもたちに地元の味を伝える“食育”という側面があるのかもしれません。
懐かしいメニューのオンパレードで、小中学校時代を思い出した人も多かったのではないでしょうか。年代によって好きなメニューに差はありますが、楽しい給食の思い出は共通です。あなたが一番大好きだったメニューは何ですか?