◆Topics◆
1.買いたくなるのは「SNSで好みのアイテムを見つけたとき」や、「親と一緒に出かけたとき」が多い2.JKはアイテムを手に取れるリアル店舗での購入を好む傾向
3.プチプラだけど流行をおさえたブランドを好むJK
4.ふだんはプチプラ。でも高級ブランドも憧れ!
1.買いたくなるのは「SNSで好みのアイテムを見つけたとき」や、「親と一緒に出かけたとき」が多い
JKに「どこで好みのアイテムを見つけたときに買いたくなる?」か調査したところ、1位は「SNS (Twitter/Instagramなど)」という結果に。SNSの投稿で好みのアイテムを見つけ、ほしくなる様子がうかがえます。SNSでの検索やアイテムのハッシュタグなどでファッションアイテムを目にする機会も多いのかもしれないですね。
2位は「店頭」、3位に「友だちの服装・ファッション」という回答が続きます。2位以降の結果を見ると、「店頭」や「友だち」、「街なかの人」といったリアルなファッションを見て、「あのアイテムがほしい!」と思うJKも多いようです。
一方で「インフルエンサーの発信」や「店員さんの服装・ファッション」からの影響を受けている人は1割程度にとどまりました。
さらに、「どんな場面やタイミングで買いたくなる?」と調査したところ、1位は「親など洋服を買ってくれる人と出かけたとき」という結果でした。限られたおこづかいやバイト代でやりくりしながらファッションを楽しむJKにとっては大きなチャンス。ほしい物があるときは、親と一緒にショッピングへGO!という、おねだり上手なJKの様子がうかがえます。
2位は「季節が変わるとき/衣替えのとき」、3位は「イベント・お出かけの前」で、必要に迫られたときに買いたくなるということがわかりました。4位には「好きな人と会うとき・会う前」がランクイン。好きな人と会うときはおしゃれをしたいというJKの乙女心が垣間見える結果となりました。
2.JKはアイテムを手に取れるリアル店舗での購入を好む傾向
JKに「ふだんのファッションアイテムをどこでよく買っている?」という質問をしてみました。すると、ららぽーとやイオンモールなど比較的気軽に行ける「ショッピングモール」と答えた人が最も多く、75%のJKが回答しています。2位は「街なかにある路面店・ショップ」、3位は「ファッションビル」、4位は「アウトレットモール」と、上位1~4位までリアル店舗がランクインしました。
オンライン購入では5位に「ブランド・メーカーの公式オンラインショップ」、6位に「ZOZOTOWN」がランクインしていますがいずれも2割未満という結果でした。コロナ禍の状況でも、親などと出かけたときに買ってもらうことが多いJKにとっては、オンラインよりもリアル店舗での購入がメインのようですね。
3.プチプラだけど流行をおさえたブランドを好むJK
JKが「ふだんよく買うファッションブランド」を調査しました。
全体的に、トレンド感のあるファッションアイテムをお手頃価格で楽しめる、プチプラブランドやカジュアルブランドが人気の様子。特に1位の「GU」、2位の「UNIQLO」は半数以上のJKから熱い支持を得ています。3位の「しまむら」と4位の「Honeys(ハニーズ)」は、プチプラであるものの流行をいち早く取り入れた商品展開が人気のブランドです。
以降も、JKの心をぐっとつかむカジュアルブランドが続きます。5位には原宿のストリート系ブランド「WEGO(ウィゴー)」がランクイン。6位は神戸系エレガンス&カジュアルファッションのブランド「INGNI(イング)」、7位にはスウェーデンのファストファッションブランド「H&M(エイチアンドエム)」、8位にはナチュラルガーリッシュがテーマの「earth music&ecology(アースミュージック&エコロジー)」がランクイン。さらに、9位にはスポーツブランド「adidas(アディダス)」も入り、スポーティーカジュアルを楽しむJKも多いようです。そして10位にはしまむらグループの「Avail(アベイル)」という結果になりました。
4.ふだんはプチプラ。でも高級ブランドも憧れ!
ふだん手にするのはお手頃でカジュアルなブランドが多いJKですが、「大人になったら身に着けてみたい高級ブランドは?」という質問もしてみました。すると6割以上のJKが、何らか憧れの高級ブランドがあることがわかりました。
身に着けてみたい高級ブランド1位は「CHANEL(シャネル)」、2位は僅差で「Dior(ディオール)」で、それぞれ約4割が回答しています。どちらもフランスのハイブランドでエレガントな大人の女性というイメージがありますね。アパレル以外にも小物や化粧品など幅広いアイテムを提供していることなども人気の理由かもしれません。3位にはイタリアブランドの「GUCCI(グッチ)」、4位はアメリカブランドの「COACH(コーチ)」、5位は同じく「Tiffany & Co(ティファニー)」がランクイン。以降は、6位「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」、7位「Yves Saint Laurent (イブ・サンローラン)」、8位「Hermes(エルメス)」、9位「Burberry(バーバリー)」、10位「miumiu(ミュウミュウ)」という結果でした。
憧れの芸能人やモデルなどが身に着けている様子をSNSなどで見かけ、影響を受けているのかもしれませんね。
多くのJKはSNSでほしいアイテムをチェックし、親と一緒に出かけて買ってもらっている、という行動パターンが浮き彫りとなる調査結果でした。そんなやりくり上手のJKたちは、高級ブランドへの憧れも持ちながら、等身大のファッションを楽しんでいる…そんなけなげな様子がうかがえます。いつの日か憧れのブランドを身に着けられるよう、すてきな大人になってくださいね!