◆Topics◆
1.男性アイドルグループ総合ランキング TOP10 2.男女年代別ランキング TOP10
3.人気No.1「嵐」と注目グループ「ヒプマイ」の徹底解剖
1.男性アイドルグループ総合ランキング TOP10

57万人が選ぶ2020年の男性人気アイドルグループの1位を飾ったのは「嵐」! 根強い人気で昨年の2019年の調査でも1位にランクインしています。 メンバーそれぞれに個性があり、多方面で活躍していることもあり幅広い世代に人気。 来年以降の5人での活動休止は惜しまれますが、各メンバー個人の活動も応援していきたいですね。
2位は「TOKIO」がランクイン。TOKIOは嵐と同様に昨年のアンケートでも2位にランクインしています。1995年から放映されているテレビ番組「ザ!鉄腕!DASH!!」といった長寿番組や「TOKIOカケル」など出演している番組が面白く、番組の中では農業に携わったりDIYや重機を動かしたりとモノづくりも器用にこなす姿も定番、人気を集めているようです。
3位は「EXILE」。彼らも昨年のアンケートでは3位にランクインしています。 圧倒的なダンスや歌唱力が評価されており、楽曲が好きなファンも多いようです。
2.男女年代別ランキング TOP10

男女年代別の結果では、男女ともにすべての年代で「嵐」が1位を獲得。圧倒的な人気が顕著にあらわれる結果になりました。
2位以降の男性の結果を見てみると、「TOKIO」、「EXILE」、「三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE」がどの年代でも共通して上位にランクインしています。その中でも10代と20代以降ではランキングの傾向に違いが見られ、10代では「BTS(防弾少年団)」や「ヒプノシスマイク」がランクインしています。一方、「TOKIO」や「EXILE」は男性の20代以降に人気が高いことがわかります。
その一方で、女性は全年代で共通して嵐以外でTOP10入りしているのは、「キンプリ」「BTS」のみ。年代ごとに好きなアイドルグループの違いが見られ、特に10-20代と30代以降で違いが出ています。
今回の調査で特徴的だったのは「ヒプノシスマイク」の人気です。
女性10代では「嵐」に次いで2位。20代でも6位と、若い女性を中心に非常に人気が高く、
男性10代でも5位にランクインしていました。
そのほか、10-20代では「Snow Man」、「Hey! Say! Jump」、「SixTONES」がランクインし、30代以降では「BIGBANG」や40代以降は「東方神起」など日本でデビューしてから10年以上経つK-POPグループの先駆けに近いグループへの人気がうかがえました。
また、10代はアイドル育成ゲームの「あんさんぶるスターズ!」、20代は恋愛アドベンチャーゲームの「うたの☆プリンスさまっ♪」などゲーム関連のアイドルグループがランクインしているのは特徴的です。
3.人気No.1「嵐」と注目グループ「ヒプマイ」の徹底解剖
嵐は圧倒的に女性ファンが多く、どの年代にもファン層がいますが、10代は比較的少なく、20代以上のファンが多いことがわかります。中でも50代以上が約4割占めています。
男女ともに「大野智」が人気No.1に。大野くんの愛称で親しまれており、歌唱力はもちろんのこと、バラエティ番組では釣りやキャンプなどアウトドア好きとしておもてなし精神も高く、絵が上手で個展を開催したり、大野くんならではのキャラクターが幅広い範囲で好まれているようです。特に男性40、50代以上に人気となっています。
男性2位、女性3位は「櫻井翔」。嵐の影のリーダー的存在で後輩思いの一面も。また、ニュースキャスターを務めるなどマルチに活躍。10、20代に人気が高い。
女性2位は「相葉雅紀」。超天然キャラでいつも笑顔な相葉くん。「天才!志村どうぶつ園」では司会を務めたり40、50代以上に支持されています。
男性3位、女性4位は俳優としてもハリウッド作品などにも出演したり、作詞作曲もできる知性派の「二宮和也」。ゲーム好きとしても有名なニノは男性10、20代に人気。
男女ともに5位はナルシストでストイックな面がある「松本潤」。男性よりも女性に支持されています。特に女性40、50代以上に人気。
また、「グループとして好き」なグループ推しも2割以上いることがわかりました。
次に男女別の「嵐」が好きな理由について聞いてみました。男女ともに「メンバーそれぞれに個性がある」が1位に。男性は約5割、女性は約7割と女性のほうが圧倒的に個性があるから好きという理由が高いことがわかりました。
メンバーでの活躍がメインではありますが、個人としてもマルチに活動している「嵐」らしい結果になっています。また、全体的に女性のほうが好きな理由が多くあるようです。
男性2位は「出演番組や作品が面白い」で、それに関連してかトークが上手い・面白いが上位に。5人それぞれが軽快に話す場面や番組進行の上手さもあるのかもしれませんね。
女性2位と3位はほぼ同じでメンバー同士の仲の良さ、男性同様に出演番組や作品が面白いがランクインしています。男女ともに人気番組の「嵐にしやがれ」や「VS嵐」などで見せる彼らのチームワークやゲストと楽しそうにトークを繰り広げたり、普段っぽさに親しみが沸いたりと観ているだけで元気をもらったり楽しい気分になるのかもしれませんね。
声優×ラップという今まで交わることのなかったふたつのジャンルを融合させた新感覚プロジェクトで注目を集めている「ヒプノシスマイク」。通称「ヒプマイ」で親しまれ、年代別ランキングでも10代女性2位という人気グループです。ファン層は、女性の割合が約6割と高く、若年層の10、20代のファンが多く約6割を占めています。
男女でランキングの上位の顔ぶれに大きな違いが見られる結果に。
18のキャラクター、メンバーがいるので割合も分散傾向に。 ディビジョンや個性溢れるキャラクター、声優など様々な要素で楽しめるプロジェクトになっており、「プロジェクトとして好き」との回答も約1割ありました。では男女別に見ていきましょう。
男性1位はオオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」のリーダーでお笑い芸人の「白膠木簓(ぬるで・ささら)」がランクイン。10代で人気の傾向。女性では6位。
男性2位はシンジュク・ディビジョン「麻天狼(まてんろう)」のホストの「伊弉冉 一二三(いざなみ・ひふみ)」。女性では10位。
男性3位はイケブクロ・ディビジョン「Buster Bros!!!(バスターブロス!!!)」の萬屋ヤマダの経営者である「山田 一郎(やまだ・いちろう)」。女性では9位。
男性は全体的に代表性や王道感がありつつも、挑戦的でバラエティ豊かな楽曲を提供しているディビジョンに人気が集まっているようです。
一方、女性1位はシンジュク・ディビジョン「麻天狼(まてんろう)」の医療系の会社員の「観音坂 独歩(かんのんざか・どっぽ)」。こちらも10、20代に人気。男性では15位に留まっています。
女性2位はヨコハマ・ディビジョン「MAD TRIGGER CREW(マッドトリガークルー)」のヤクザの「碧棺左馬刻(あおひつぎ・さまとき)」。特に女性20代で人気。男性では9位。
女性3位はシブヤ・ディビジョン「Fling Posse(フリングポッセ)」のファッションデザイナーの「飴村乱数(あめむら・らむだ)」がランクイン。男性では16位。
女性には個性が豊かな楽曲やポップでオシャレの中に哀愁やエモーショナルなリリックを提供するディビジョンが好まれているようです。
次に男女別の「ヒプマイ」が好きな理由について聞いてみました。
好きな理由の第1位は「楽曲がよい」で男性では約5割、女性では約8割と女性のほうが顕著に楽曲推しとわかる結果に。
Zeebra、サイプレス上野、ラッパ我リヤ、Creepy Nuts、KEN THE 390、nobodyknows+やDiggy-MO'といったヒップホップ界のスターたちが楽曲提供していることも影響しているようです。
男性2位はメンバーそれぞれの個性、3位には独自の世界観がランクインしています。
女性2位、3位はほぼ同じで、独自の世界観や歌のうまさが約6割強という結果に。
音楽原作キャラクターラッププロジェクトという定義のもとに作り込まれたストーリーは各ディヴィジョンが領土をかけてラップバトルを繰り広げるというもので、キャラクター設定も見物で一気に世界観に引き込まれるのも人気のひとつかもしれません。
「アイドルグループについてのアンケート」、今回は男性アイドルグループの結果を抜粋してお届けしました。次回は女性アイドルグループの結果をお届けしますのでお楽しみに。LINEアンケートでは今後もアイドルに関する調査を実施していく予定です。