一般的に女性に多いといわれている冷え性。夏でも手足が冷たくてつらい...そんな経験をした人もいるのではないでしょうか。そこで、自分が冷え性だと思っている人はどのくらいいるのか、また冷え性対策についても聞いてみました。

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◆Topics◆

1.自分が冷え性だと思う女性は75%!全年代で割合が高め
2.人気の冷え性対策TOPは「靴下/レギンスをはく」

1.自分が冷え性だと思う女性は75%!全年代で割合が高め

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「自分は冷え性だと思いますか?」という質問に対して、冷え性だと思う人(「とてもそう思う」、「ややそう思う」の合計)は全体で58%と半数以上。特に「とてもそう思う」が3割弱おり、全体的に冷え性を自覚している人が多い印象です。
一方、冷え性だと思わない人(「あまりそう思わない」、「まったくそう思わない」の合計)は全体で28%でした。

男女別にみると、「自分は冷え性だと思う」男性は41%、女性は75%と、だんぜん女性のほうが冷え性だと思っている人が多いことがわかりました。
女性は、全ての年代で「冷え性だと思う」人の割合が同年代の男性よりも高くなっています。特に女性10代~30代で冷え性を自覚している人の割合が高く、20代では8割強の人が自分は冷え性だと思っているようです。
また、「とてもそう思う」人は女性10代~20代の割合が高く、4割を超えています。この年代は、冷え性を強く体感している人が多いようです。

一方の男性は、年代が若くなるほど「冷え性だと思う」人の割合が高くなることが特徴的で、10代がもっとも高く57%。男性全体と比較しても16ポイントも高い結果となっています。
また、年代が上がるにつれ「冷え性だと思わない」人の割合が増える傾向にあり、男性50代では半数の人は冷え性という体感はない様子。女性でも50代は、「冷え性だと思わない」人の割合が他の年代よりも高い傾向にありました。男女ともに50代は、冷え性と感じている人の割合がもっとも低いことが特徴的です。


2.冷え性対策TOPは「靴下/レギンスをはく」

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みなさんどのような冷え性対策をしているのでしょうか?
冷え性対策の総合1位は「靴下/レギンスをはく」で、男女ともにTOPでした。2位は「温かい飲み物を飲む/白湯(さゆ)を飲む」。3位は「マフラー/ネックウォーマー/スヌードをする」でした。

男性に比べ、女性は全体的に各対策を行っている割合が高く、靴下やマフラーなど身に着けるものから、ヒーターやカイロなどのアイテム、入浴や体を温める食事などさまざまな方法でケアを行っているようです。女性は冷え性を自覚している方の割合も高いため、積極的に対策をとっている様子がうかがえます。

一方男性は、TOPの靴下/レギンスに次いで「ヒーターやストーブを使う」、「全身入浴をする」が上位になっています。また、グラフにはありませんが、女性に比べて「特に対策をしていない」と回答した人が多く、若い年代ほどその割合が高くなる傾向がみられました。男性の場合は、冷えに備えていろいろと準備をするというよりも、ふだんの生活の中で、冷えを感じた時に対策をとっている人が多いのかもしれません。

さらに、「カイロを使う」は男女ともに10代がもっとも割合が高く、4割強いました。学校などで手軽にできる冷え対策として、利用している人が多そうです。


冷えを感じている人は女性だけでなく男性にも一定数いることがわかり、特に若い年代で冷え性を自覚している人が多いようです。まだまだ寒い季節が続きます。みなさんがしている冷え性対策を参考に、冬を上手に乗り切りましょう!


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2020年12月18日~20日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。

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