2020年2月頃からアメリカで広がりだした音声SNSサービス「Clubhouse(クラブハウス)」。日本でも、今年2021年に入り、App Storeに登場。特に、1月後半ごろからネット業界などを中心に賑わいをみせ、芸能人も配信を開始するなど、話題になっているサービスです。
そんな「Clubhouse」ですが、どのくらいの人が知っていて、使ってみたいと思っているのでしょうか?全国15~59歳までの方に調査を行いましたのでその結果をご紹介します。
◆Topics◆
1.「Clubhouse」の認知は2割弱とまだ少数2.アプリのコンセプトを読んで「使ってみたい」割合は2割強。10代が最も利用意向が高い
3.「使ってみたい理由」/「使ってみたいと思わない理由」は?
1.「Clubhouse」の認知は2割弱とまだ少数
2021年に入ってからネットをにぎわせている音声SNS「Clubhouse」。
音声SNSサービス「Clubhouse」について知っているか、また知っている場合は使っているかについて聞きました。
1月30日の調査時点では、サービスを「知っている」割合は全体で2割弱となり、約8割が「知らない」と回答。「知っている」割合は10~20代が他の年代に比べると高く、10代では26%、20代では34%となっています。
実際に「いま使っている」または「招待まち」という、利用者または利用意向者の割合は、全体では2%とまだごく少数となっています。
「Clubhouse」は今年2021年に入ってから日本でもリリースされたばかりの新しいサービスで、現在はiOSのみに提供されています。(Androidは2/1現時点では未提供)また、アプリを入れてから「登録」することはできるものの、すでに利用している人に「招待」をされないと、参加することができない仕組みになっています。これらのせいもあり、現状はまだ利用者が増えていないともいえるかもしれません。
音声SNSサービス「Clubhouse」について知っているか、また知っている場合は使っているかについて聞きました。
1月30日の調査時点では、サービスを「知っている」割合は全体で2割弱となり、約8割が「知らない」と回答。「知っている」割合は10~20代が他の年代に比べると高く、10代では26%、20代では34%となっています。
実際に「いま使っている」または「招待まち」という、利用者または利用意向者の割合は、全体では2%とまだごく少数となっています。
「Clubhouse」は今年2021年に入ってから日本でもリリースされたばかりの新しいサービスで、現在はiOSのみに提供されています。(Androidは2/1現時点では未提供)また、アプリを入れてから「登録」することはできるものの、すでに利用している人に「招待」をされないと、参加することができない仕組みになっています。これらのせいもあり、現状はまだ利用者が増えていないともいえるかもしれません。
2.アプリのコンセプトを読んで「使ってみたい」割合は2割強。10代が最も利用意向が高い
色々な制約はあれど、実際に「使ってみたいと思う」人はどのくらいいるのでしょうか?「Clubhouse」のサービス概要を確認してもらい、使ってみたいと思うかについて聞きました。
「使ってみたいと思う※1」割合は全体で22%と2割強程度、一方「使ってみたいと思わない※2」の割合は54%と半数以上になっています。
※1「使ってみたいと思う」:「ぜひ使ってみたいと思う」、「機会があれば使ってみたいと思う」の割合をまとめたもの。
※2「使ってみたいと思わない」: 「あまり使ってみたいと思わない」、「まったく使ってみたいと思わない」の割合をまとめたもの。
年代別にみてみると、10~20代は、他の年代と比べ利用意向が高い傾向です。認知率の高い年代でもあったので、他の年代よりも興味の度合いも高いのかもしれません。 また、年代があがるほど「どちらともいえない」の割合が高くなっており、どんなサービスかまだあまりよく分からず、何とも言えないという気持ちがある可能性もありそうです。
「使ってみたいと思う※1」割合は全体で22%と2割強程度、一方「使ってみたいと思わない※2」の割合は54%と半数以上になっています。
※1「使ってみたいと思う」:「ぜひ使ってみたいと思う」、「機会があれば使ってみたいと思う」の割合をまとめたもの。
※2「使ってみたいと思わない」: 「あまり使ってみたいと思わない」、「まったく使ってみたいと思わない」の割合をまとめたもの。
年代別にみてみると、10~20代は、他の年代と比べ利用意向が高い傾向です。認知率の高い年代でもあったので、他の年代よりも興味の度合いも高いのかもしれません。 また、年代があがるほど「どちらともいえない」の割合が高くなっており、どんなサービスかまだあまりよく分からず、何とも言えないという気持ちがある可能性もありそうです。
3.「使ってみたい理由」/「使ってみたいと思わない理由」は?
「使ってみたいと思う」と回答した人、「使ってみたいと思わない」と回答した人それぞれにその理由について回答してもらいました。
【使ってみたいと思う人の理由(ぜひ/機会があれば使ってみたいと思う)】・文字だけでは伝えられない感情を表現できるのはとても楽しそう(女性/20代)
・話題だし、どんなものか試してみたい 流行に乗遅れたくない(男性/30代)
・直接会って話すことが避けられる世の中で、文字だけでなく声で会話できるのはいいと思う(男性/10代)
・オフレコの話が聞ける(男性/40代)
・招待制ということで、治安がいいと思うから(男性/30代)
・自分の好きな著名人が利用しているため(女性/10代)
・自分の興味があったり、キッカケがあればと思った(女性/50代)
【使ってみたいと思わない人の理由(あまり/全く使ってみたいと思わない)】・音声でつぶやきたい内容が特になく、他人にオープンな状態で自分の声を聞かれるのはあまりいい気がしないから。(女性/30代)
・招待を転売してると聞いて、イメージが悪いから(男性/40代)
・音声で何かやりとりするのがあまり好きではない(男性/20代)
・Twitterもたまに見るだけで自分から発信する事があまりないので、音声版Twitterを使うとは思わないから(男性/40代)
・人と話すのが苦手なので躊躇いがある。今使っているTwitterだけで十分(女性/20代)
・サービス内容を見て、既存のSNSで充分だと思ったため(女性/30代)
・音声は恥ずかしい(男性/50代)
・プライバシーが心配だから(女性/10代)
話題性や期待感、恥ずかしさや不安など、様々な声がみられます。
まだ日本でも始まったばかりのサービスである「Clubhouse」、今後の動向にも注目していきたいものです。
今回の調査はLINEリサーチのライトコースで実施をしました。 ライトコースは、セルフ型のリサーチサービス。オンラインで質問を作成し、1~3日で回答結果までを得ることができるスピード感が魅力です。「Clubhouse」のように、ここ最近で急激に話題になったサービスに対しても、思い立ったらすぐに調査を実施し、結果を見ることができました。
マーケティング戦略や企画、資料作りにおいて、サービスの傾向や市場の状況を簡単に知りたいといった場合にも活用いただけるかと思います。
アカウント発行は無料となっておりますので、ぜひご興味ある方はご利用ください。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年1月30日~1月31日
有効回収数:1054サンプル(日本人口比にて性年代で割付回収)
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならないことがあります。
【調査データの引用・転載について】
調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。
報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。
【LINEリサーチについて】
『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。
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