2月28日はビスケットの日。全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定しました。ビスケットはラテン語で「2度焼かれたもの」という意味で、に(2)どや(8)かれたものという語呂合わせの意味も含まれているのだとか。 今回は全国の10~50代の男女を対象に、好きな「クッキーやビスケット」についてリサーチしました。

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◆Topics◆

1.クッキーやビスケットが好きな人は全体で約8割
2.全体の人気TOP2は「アルフォート」と「カントリーマアム」

1.クッキーやビスケットが好きな人は全体で約8割

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クッキーやビスケットが好きかどうか質問したところ、「好き」(「とても好き」と「やや好き」の合計)と答えた人は全体で77%と約8割の人が「好き」ということがわかりました。「とても好き」と回答した人は全体で約4割。クッキー・ビスケットは多くの人に好まれていることがわかります。

年代別にみると、若い年代ほど「好き」の割合が高くなる傾向がありました。「好き」という人は50代では約7割ですが、10代では8割強。若い世代では特にクッキー・ビスケットが好きな人が多いようです。

グラフにはありませんが、男女別では女性のほうが男性に比べてクッキー・ビスケットが好きな人が多いようです。女性は「とても好き」の割合も高く、10代女性では6割近くの人が「とても好き」と答えていました。また、20代以降では各年代の女性と男性で10ポイント以上の差がついていました。


2.全体の人気TOP2は「アルフォート」と「カントリーマアム」

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クッキー・ビスケット好きな人が多い中、みなさんどんなものが好きなのでしょうか?
スーパーやコンビニで売っている商品の中で、好きなクッキー・ビスケットについて聞きました。

全体の1位は「アルフォート(ブルボン)」2位は「カントリーマアム(不二家)」でどちらも半数を超えており、この2商品の人気が高いことがわかりました。
1位の「アルフォート」は、ビスケットと帆船をかたどったチョコレートを組み合わせたもの。現在、人気マンガ「ブルーピリオド」やサウンドクリエイターユニット「YOASOBI」とのコラボレーションも話題です。
2位の「カントリーマアム」は、外はさっくりで中はしっとりした食感が特徴のクッキーです。一時期コンビニで限定発売されていた「チョコまみれ」は、入手困難と言われるほどの人気でした。

男女別と年代別で好きなクッキー・ビスケットに違いがみられたので、詳しくみていきましょう。

男女別では、全体的にどの商品でも女性の割合が高い傾向がありました。女性1位は「アルフォート」で、7割近くとダントツ1位。2位は「カントリーマアム」、3位は「ルマンド」でした。
一方、男性は1位が「カントリーマアム」で、2位が僅差で「アルフォート」、3位がオレオ」という結果になりました。

「カントリーマアム」は10~20代で特に人気が高く、10~20代では1位でした。30代以降になると「アルフォート」の人気があがり、30~50代では1位となっています。「ルマンド」は特に40代で人気が高く、4割強でした。ルマンドアイスなどの商品も話題となりましたね。「オレオ」は若い年代で人気の傾向があり、10~20代では3位にランクインし、4割強でした。厚いクッキーに甘いクリームが挟まれており、食べ応えがあるところが若い年代に受けているのかもしれません。「ココナッツサブレ」は、50代で特に人気で4位にランクイン。昔から変わらないレトロなパッケージが特徴です。


ティータイムや子どものおやつ、軽食などさまざまなシーンで親しまれているクッキー・ビスケット。味も形も豊富に商品があり、食べ比べも楽しいお菓子です。あなたの好きなクッキーやビスケットは何位でしたか?


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年1月25日~27日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります

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