2024年度前半に千円、5千円、1万円の各紙幣が20年ぶりに刷新されることになりました。次の新1万円札は渋沢栄一になることが決まっていますが、10~50代の男女を対象に、1万円札になってほしいと思う有名人について聞いてみました!

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◆Topics◆

1.1万円札になってほしい有名人1位は幕末の志士「坂本龍馬」
2.「坂本龍馬」はすべての年代で上位!10代では「志村けん」がTOP

1.1万円札になってほしい有名人1位は幕末の志士「坂本龍馬」

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1万円札になってほしいと思う有名人について聞いたところ、約8割の人が名前を挙げてくれました。どんな有名人がランクインしたでしょうか?
1位は江戸時代末期の志士「坂本龍馬」。現在も小説、マンガ、映画、ドラマなどに数多く登場している人物で、夢を追いかけ、偉業を成し遂げたそんな人物へ憧れを抱いている人も多いのかもしれません。

2位と3位には今までに1万円札になったことのある「福沢諭吉」と「聖徳太子」がランクイン。「福沢諭吉」は現在の1万円札ですが、慣れ親しんでいるため1万円のイメージが強いのかもしれませんね。「聖徳太子」は1930年に「乙百円券」ではじめて採用されてから、日本のお札にもっとも多く登場しています。

4位には、2020年3月に逝去された「志村けん」がランクイン。追悼番組でドリフターズやバカ殿様などが放映され、昭和から、平成、令和まで長く活躍していた「志村けん」さん。多くの人に親しまれている様子がわかりますね。

5位と7位には、戦国時代の三英傑のうちの2人「徳川家康」と「織田信長」がランクインしました。6位は、数々の金字塔を打ち立てメジャーリーグでも活躍した「イチロー(鈴木一郎)」。2019年に引退をしましたが、いまだにその影響力の強さがうかがえます。

そして、新1万円札になる「渋沢栄一」は10位にランクイン。今年のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」の主人公としても話題になっています。

そのほか、「安倍晋三」、「明石家さんま」、「北野武」、「小泉純一郎」、「山中伸弥」、「タモリ」、「長嶋茂雄」、「松本人志」など、現在もさまざまな分野で活躍している有名人の名前が挙がりました。


2.「坂本龍馬」はすべての年代で上位!10代では「志村けん」がTOP

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全体1位の「坂本龍馬」は、すべての年代・男女でも上位にランクインしています。女性と比べてやや男性の割合が高く、また10~20代よりも30~50代の割合が高くなり 、特に男性40代では1割強で1位となっています。

10代では「志村けん」が男女ともに1位となっています。男性と比べてやや女性の割合が高く、特に女性10代の割合が高めでした。改めて影響力の強さがうかがえます。

また、10代ではジャニーズの人気グループであるKing&Princeの「平野紫耀」が7位に入っていますが、特に女性10代での割合が高く、4位にランクインしています。ほかにも10代では前首相の「安倍晋三」が3位にランクイン。在任年数が長かったこともあり、10代には身近に感じる政治家なのかもしれません。

20~30代は「福沢諭吉」がTOP。1984年以降ずっと1万円札だったことで、この年代にとっては「1万円といえば福沢諭吉」というイメージが強いのでしょう。同じように、「聖徳太子」が男女ともに50代で1位となっているのも、昭和時代に何度もお札の顔になったからといえそうです。また、野球界で華々しい成績をおさめた「イチロー(鈴木一郎)」は男性30~40代で割合が高くなっています。

さらに「徳川家康」や「織田信長」は、年代が上がるほど割合が高くなる傾向がみられ、「徳川家康」は男女ともに50代でもっとも高くなりました。50代男性には昭和時代に活躍した政治家「田中角栄」がランクインしていることも特徴でした。


歴史上の人物から芸能人、政治家、スポーツ選手まで、さまざまな分野の有名人がランクインし、みなさんそれぞれ意見を持っているようです。お札の中でも最高券面額である1万円札。次の新1万円札を楽しみに待ちたいですね。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年3月5日~8日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります

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