5月9日は母の日。みなさんは今年の母の日をどのように過ごそうと考えているのでしょうか。 全国の男女、約56万人にあなたにとっての母の日とはどのようなものか聞いてみました。子どもからの視点と母親からの視点でどのような違いがあるのかみていきましょう。母の日にまつわるエピソードも一部ご紹介します。

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◆Topics◆

1.母の日は「母親に日ごろの感謝を伝える良い機会」と考えている人は約4割
2.母の日に何かする相手は「自分の母親」が約6割弱
3.母の日にすることは「市販のプレゼント」が約半数で最多。購入場所は? 
4.子どもにしてもらえたらうれしいこと、母の本音!
5.母の日にまつまるエピソード

1.母の日は「母親に日ごろの感謝を伝える良い機会」と考えている人は約4割

みなさんにとって母の日とはどのようなものなのかを聞いてみました。
全体の約4割の人が「母親に日ごろの感謝を伝える機会」だと考えていることがわかりました。同様に「母親への日ごろの感謝を改めて考える良い機会」だと思っている人も約3割という結果になっています。
また、「子どもから感謝を伝えてもらえるとうれしい」という母親にとっての母の日、についての回答もみられました。「母親に連絡するよい機会」は30代以降で、「おくりものをするのが楽しみ」は10~30代で比較的高い割合となりました。

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2.母の日に何かする相手は「自分の母親」が約6割弱

母の日に何かをする予定がある相手は「自分の母親」が約6割弱、次いで「配偶者の母親」が約2割という結果となっています。

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3. 母の日にすることは「市販のプレゼント」が約半数で最多。購入場所は?

今年、母の日に自分の母親に何かする予定がある、と答えた人に、どんな予定を立てているか聞いてみました。
全体では「花以外の市販のプレゼントをおくる」が1位で約半数という結果になっています。2位は「花をおくる」で約4割の回答がありました。3位は「電話/ビデオ通話をする」がランクインしています。
昨年実施した母の日の調査と同様に市販のプレゼントや花をおくることが定着しているようです。

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年代別では、60代を除く10代〜50代の年代で「花以外の市販のプレゼントをおくる」が1位という結果になりました。特に20~30代は約6割と他の年代に比べて割合が高い傾向となっています。60代以上では「花をおくる」が1位となりました。

各年代で特徴的な点をみてみると、10代は「手紙/メッセージカードをおくる」が2割を超え、「家事を手伝う/自分が家事をする」が高くなっています。この年代は母親と同居している可能性も高く、同居ならではのできることの割合が高いのかもしれません。10代と60代では「家でいっしょに食事をする」割合も高いことがわかりました。20~30代では「LINEのメッセージやスタンプをおくる」、40代以上では「電話/ビデオ通話をする」が3位にランクインしています。離れて暮らしている母親に連絡をするいい機会なのかもしれません。また、50代以上では「直接会って日ごろの感謝を伝える」も上位に入っています。ランキング外ですが60代以上では「お金をわたす・おくる」も6位となりました。

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多くの年代で1位となった市販のプレゼントですが、自分の母親にどのようなものおくろうと考えているのでしょうか。
全体の1位は「スイーツ/お菓子/フルーツ」で約4割。2位は「ファッション小物(バッグ/アクセサリー/靴など)」が約2割。3位は「健康/癒しグッズ」で2割弱という結果でした。全体的に食、ファッション、インテリア・キッチンや健康・美容関連など幅広いジャンルのものがランクインしています。このアンケートを実施した4月中旬の段階では「わからない/まだ決めていない」という人も約1割強いることがわかりました。

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年代別では全年代で「スイーツ/お菓子/フルーツ」が1位で幅広い年代で人気であることがわかります。「ファッション小物(バッグ/アクセサリー/靴など)」も全年代でランクインしていますが、年代で大きな差はみられませんでした。10~20代は「健康/癒しグッズ」「化粧品/美容グッズ」「インテリア雑貨」の割合が高い傾向で、自分が見かけていいなと思ったアイテムや母親の好みなどを考えて選んでいるのかもしれませんね。50代以上は「服」が2位にランクインしており、特に60代以上では3割超と高い割合になっています。40代以上では「高級食材」も人気で5位に入っています。

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次に、自分の母親へおくる花や市販のプレゼントをどこで購入する予定か聞いてみました。

実際の店舗のいずれかに行って買う人の割合は、全体の約6割ということがわかりました。購入場所のTOP3は「花屋/生花店に行って買う」「ショッピングセンター/ショッピングモールに行って買う」「デパート/百貨店に行って買う」で2割~3割前後の割合で利用されているようです。

グラフにはありませんが、10代は実際の店舗で購入する割合が他の年代よりも高く、約8割という結果になりました。

ネット・オンラインショップのいずれかで買う人の割合は、全体の約4割。その中の購入場所では「Amazonや楽天市場など【インターネットショッピングのサービス】」で買う人の割合が圧倒的で、約2割いることがわかりました。また、「花屋・生花店の【オンラインショップ】で買う」という人もいることがわかりました。Amazonや楽天市場にも花屋・生花店の出店がある中でも、花屋・生花店のそれぞれのオンラインショップで購入する人も一定層いるようです。

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4.子どもにしてもらえたらうれしいこと、母の本音!

今年、母の日に子どもにしてもらえたらうれしいことは何か母親側の本音を探ってみました。
全体の1位は「どんなことでもうれしいと思う」が約6割となっており、母親にとっては何をしてもらってもその気持ちだけで十分にうれしいという人が多いようです。2位は「手紙/メッセージカードをもらう」、3位は「花をもらう」がランクインしました。実際に花と一緒に感謝の気持ちを手紙やメッセージカードで伝えるという人もいるのではないでしょうか。

ここには掲載していませんが、母親の年代別の特徴をみてみると、2位以降で差があるようです。 20~30代は「手作りのプレゼントをもらう」、30~40代では「手紙/メッセージカードをもらう」、60代以上では「LINEのメッセージやスタンプをおくってくれる」や「いっしょに外食する」が他の年代に比べて割合が高い傾向であることがわかりました。

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子どもから市販のプレゼントをもらえるとしたら、どんなプレゼントがうれしいのでしょうか。
こちらも母親は「何をもらってもうれしいと思う」が全体で6割以上という結果になりました。次いで「スイーツ/お菓子/フルーツ」や「ファッション小物(バッグ/アクセサリー/靴など)」がTOP3となっています。

子どもが母の日におくりたいと思っているものと、実は母親がほしいと思っているものに差があるのかみていきましょう。 自分の母親におくる予定のプレゼントと比べてみると、「スイーツ/お菓子/フルーツ」は双方で同等に人気がありますが、母親は「ファッション小物(バッグ/アクセサリー/靴など)」が10ポイント以上高いことがわかります。また、「化粧品/美容グッズ」や「インテリア雑貨」なども人気のようです。「商品券/ギフト券」も欲しいものとして10位にランクインしていますので、おくりものが決まっていない人は参考にしてみるといいかもしれません。

母親の年代別で特徴があったのは、20~30代は「化粧品/美容グッズ」や「インテリア雑貨」、「食器などのキッチン用品」が他の年代よりも割合が高いようです。スイーツやファッション小物は年代差がほとんどみられない結果となっており、多くの母親がうれしいと感じてくれそうですね。

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5.母の日にまつわるエピソード

最後に母の日にまつわるエピソードを自由回答形式で聞いてみましたので一部ご紹介します。

<子どもから母親にプレゼントをおくったエピソード>

・幼稚園生の時に絵を描いて贈ったら、喜んでくれてあれから10年以上経ったが今も大事に取っておいてくれてること。(千葉県/女性19歳)

・ケーキとお花をプレゼントしたら、写真に撮ってLINEのアイコンにしてくれた。手紙は全部残しておいてくれている。(滋賀県/女性23歳)

・贈った花を大切に育ててくれていることです。また芽が出たよ、など花をきっかけに連絡をとるきっかけになっていると思います。(大阪府/男性28歳)

・花が好きな母へ、花の形をした入浴剤をサプライズで贈ったら非常に喜んでくれたこと。(静岡県/男性34歳)

・毎年化粧品(化粧水・美容液など)をあげていますが、こういうのが一番助かる!有難い!と言われます。(山口県/女性48歳)
<母親に聞いた!子どもからプレゼントをもらったエピソード>

・子供からの手紙には似顔絵が描いてあって、とても嬉しかった。(埼玉県/女性28歳)

・初めての母の日に、主人がご飯を作ってくれて、子供たちからお手紙をもらったのが嬉しかった。(愛知県/女性34歳)

・いつもケンカしてばかりの息子から、感謝の言葉と、初めてのバイト代で買ってくれたプレゼントとをもらった。(福岡県/女性47歳)

・家族全員から家族の見立てでお洋服買ってもらった。今までとは違うスタイルで、気持ちも新たに明るくなれた。(東京都/女性52歳)

・息子から、サプライズで美容院に行ったらヘアエステを予約してありうれしかった事。(千葉県/女性67歳)
<コロナ禍ならではのエピソード>

・兄弟と一緒に感謝を伝えて、お花をあげた程度だけど家族に笑顔が生まれてやってよかったと思う。今はコロナで東京から実家に帰れないので、直接笑顔が見れないのが残念。(東京都/男性26歳)

・去年はコロナで外出自粛だったので、何も無いだろうと思っていたら自分で手作りの花束を作ってプレゼントしてくれたのが最高に嬉しかったです。(福岡県/女性40歳)

・毎年何かプレゼントを渡すのですが、つまらない物でも喜んで笑顔を見るのが、楽しみですが、コロナ禍で中々会えないのが残念です。(大阪府/男性52歳)

・ほぼ、毎年、日帰り温泉に連れてってくれるが、コロナで行けず、サクランボと、お肉を貰ったこと。(長野県/女性60歳)


コロナ禍で迎える2回目の母の日。子どもから母親へ、そして母親が子どもからしてもらったらうれしいこと、もらえたらうれしいプレゼントや購入場所など様々な視点から母の日をみてきました。「どんなことでもうれしい」のが母親の本当の気持ちのようです。母親へ日ごろの感謝の気持ちをメッセージやプレゼントに添えて伝えてみてはいかがでしょうか。

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の男女
実施時期:2021年4月18日~4月21日
有効回収数:561,574サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女15~79歳の49,858サンプル
※性別年齢構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります

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