5月23日は恋文の日(ラブレターの日)ということで、高校生の告白事情をリサーチ!好きな人に告白したことがある?どんな方法で告白した?忘れられないエピソードは?など、気になる実態に迫ります。

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◆Topics◆

1.内緒だけど知りたい!みんなの告白事情
2.告白相手は?同じ学校の人が約8割
3.告白デビューのタイミングはDKよりもJKのほうが早い
4.理想の告白方法は「会って言葉で」がTOP
5.告白したとき、告白されたときのエピソード

1.内緒だけど知りたい!みんなの告白事情

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好きな人に思いを伝える「告白」。直接会って伝える「告白」だけでなく、メールやLINEなどの文字で気持ちを伝えたり、誰かに代わりに好きだと伝えてもらったりすることも「告白」として調査を行いました。

高校生に、好きな人に告白したことがあるか、また告白したことがある人はどんな方法で告白したかを聞きました。告白を「したことがない」高校生は全体で49%。JKでは56%、DKでは42%だったことから、JKの方が告白したことがない人の割合が高いことがわかりました。

さて、告白の方法はどんなものが多いでしょうか?全体1位は「会って言葉で」が約23%でもっとも多く、男女ともに一番多い告白方法でした。またDKは、高1で約19%、高2で28%、高3で36%と、学年が上がるにつれ「会って言葉で」の割合が高くなっていたのが特徴でした。

全体2位は「LINE(メッセージやスタンプ)で」、全体3位は「『紙』のラブレター・手紙で」で、JKでは13%、DKでは7%と、JKのほうが多くなっています。「紙」での告白といえば、放課後に好きな人を呼び出してラブレターを渡す、机や靴箱に手紙を入れておく・・・など、今も昔も学生ならではのシーンとともに健在なのかもしれませんね。

4位以降は、「電話(ビデオ通話含む)で」、「メールで」が1割以下で続いています。SNSでの告白では、「Instagram(DM含む)で」は男女ともに2%、そのほかの「Twitter/TikTok/YouTube」での告白は1%の割合で、告白の手段としては低い割合のようです。


2.告白相手は?同じ学校の人が約8割

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好きな人に告白をしたことがある高校生は約半数でした。告白をしたことがある人に、これまでに告白したことのある相手について聞きました。

結果は、男女ともに「同じ学校の友だち・知り合い」が8割超でもっとも多い結果に。特に高1JKでは89%と高い割合を占めていました。ただし学年が上がるほどその割合は低くなる傾向にあり、高3JKでは「違う学校の友だち・知り合い」や「先輩」の割合が高くなりました。学年が上がると、塾や部活の大会などで他校の人と知り合う機会も増え、交友の幅が広がるのかもしれませんね。

次に多いのは「近所の友だち/幼なじみ」で、男女ともに約1割でした。3位以降は「違う学校の友だち・知り合い」、「先輩」、「インターネットやSNSでつながった人」と答える人がそれぞれ全体で8%~9%程度。「先輩」に告白したことのある人はJKで多く、「後輩」に告白したことのある人はややDKで多いようです。また、少ない割合ですが「インターネットやSNSでつながった人」もDKと比べてJKで多い傾向のようです。


3.告白デビューのタイミングはDKよりもJKのほうが早い

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次に好きな人に告白したことがある人に、はじめて告白した時期について聞きました。JK・DK共通でもっとも多かったのは「中学校時代」JKの特徴として、「小学校に入る前」と「小学校時代」を合わせると、中学校前に5割弱の人が告白デビューをしていることがわかりました。DKの特徴は、「中学校時代」に告白デビューする人が5割弱、「高校時代」が1割超で、中学校以降での告白デビューが多いこと。「小学校に入る前」と「小学校時代」に告白デビューをした人は合わせて約3割にとどまりました。


4.理想の告白方法は「会って言葉で」がTOP

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さらに「もし告白されるとしたらどんな方法がうれしいか」について聞くと、「会って言葉で」が男女ともに圧倒的に多く、堂々のトップを飾りました。告白は「会って言葉で」伝えてほしいと思う高校生が多いですね。
全体2位は「電話(ビデオ通話含む)で」でした。実際に告白した方法では4位だったものの、理想の告白では2位となりました。やはり実際に会う、電話やビデオ通話などを通じた本人の声で、などのリアルな告白が好まれるようです。

3位は「『紙』のラブレター・手紙で」。次のトピックで紹介する告白したとき、されたときのエピソードでも「告白の返事もあえて手紙でするくらいうれしかった」という声も。同じ文字で伝える告白なら、手書きのラブレターのほうが、より思いが伝わってきてうれしいのかもしれませんね。

4位以降は「LINE(メッセージやスタンプ)で」、「メールで」、6位が「Instagram(DM含む)で」と、メッセージアプリやSNSが続きます。

男女別にみると、「会って言葉で」告白されたいのはDKよりもJKのほうが多い傾向にあり、JKはすべての学年で9割前後と高い割合でした。「電話(ビデオ通話含む)で」や「『紙』のラブレター・手紙で」もDKと比べるとJKの割合が高めでした。
一方JKよりもDKで割合がやや高い傾向だったのは、LINEやメールといった方法でした。割合は少ないものの、JKと比べるとDKの方がデジタルでの告白もうれしいと思うようです。


5.告白したとき、告白されたときのエピソード


今回の調査で、告白をしたとき/されたときのさまざまな声が寄せられましたので、いくつかご紹介します。
【告白したときのエピソード】

・コロナ休みに入る前に思い切って告白した。LINEを送信後、めっちゃ緊張して外に飛び出して叫んだ笑(高1DK)

・深夜のテンションの勢いで告白してしまい、次の日にめちゃくちゃ後悔した(高2DK)

・一目ぼれで、LINE確保後すぐにアプローチ。好きな人当てゲームで告った(高1DK)

・告白したことなくてとても緊張したけど、放課後に手紙を渡してオッケーをもらえた!(高1JK)

・夏休みの終わりに手紙を靴箱に入れておいて返事を待った。二学期に直接「ごめん」っていわれた(高3DK)

・中学校卒業前に5年間好きだった人に手紙を渡して告白したら「ずっと前から気づいてたよ」とお返事してくれた(高3JK)
【告白されたときのエピソード】

・体育祭で彼が団長で閉会式のときに公開告白された!学校中の人に祝ってもらえてうれしかった(高1JK)

・林間学校で告白された(高1DK)

・幼稚園の頃に「すきですけっこんしてください」という手紙をもらったが、ひらがなが読めなくてなんと書いてあるかわからず親に聞き、その後その子と5年ほど付き合った(高2JK)

・体育祭でかつ自分の誕生日だった日に、朝学校に行ったら机の中にラブレターがあって告白されました!お返事もあえて手紙で返しました。もちろん返事はOKしました!めちゃめちゃうれしかったのを覚えています(高2JK)

・好きだったけど受験生になるから告白しないでおこうと思っていた相手からLINEで告白された(高3JK)

・男女混合グループでディズニーランドに行ったとき、気づいたら男の子とふたりっきりになっていて告白されました。あとから私以外の全員が協力者だったと知らされました(高3JK)

卒業式や体育祭などといった行事や、遊園地など、ふだんの学校生活とは異なるシチュエーションやイベントでの告白にまつわるエピソードが多く寄せられました。幼稚園のときにラブレターをもらったというかわいいエピソードや、ラブレターを靴箱や机の中に入れておいたり、直接手渡したりなど...ラブレターにまつわるエピソードも多く寄せられました。文字での告白は相手の表情や状況がすぐにはわからないため、返信がもらえるまでドキドキしてしまう様子も伝わってきますね。


LINEやSNSなどメッセージで思いを伝える手段も数多くある中で、告白はリアルなコミュニケーションを望む声が多いようです。告白はする側もされる側もドキドキしてしまうものですよね。ご協力いただいた高校生のみなさん、ありがとうございました!


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の高校1年生~3年生の男女
実施時期:2021年4月12日~2021年4月14日
有効回収数:1010サンプル
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります。

【調査データの引用・転載について】

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