世界中で親しまれている「スーパーマリオブラザーズ」が今年で35周年を迎えました。そこで全国の10~50代男女を対象に、これまでにプレイしたことがあるスーパーマリオ関連のゲームや、好きなキャラクターについて聞きました。

◆Topics◆
1.プレイしたことのある人が多いのは「マリオカート シリーズ」2.人気のキャラクターは?全体TOP2は「ヨッシー」と「マリオ」
1.プレイしたことのある人が多いのは「マリオカート シリーズ」
はじめに、スーパーマリオ関連のゲーム(※)の中で、これまでにプレイしたことがあるゲームについて聞きました。
※ゲーム機の種類に関わらず、Nintendoのマリオヒストリーに掲載されているもの。ゲームセンターやスマホアプリなどを含む。
「スーパーマリオを知らない」、また「スーパーマリオを知っているが、ゲームはプレイしたことはない」を除くと、スーパーマリオ関連のゲームをしたことがある人の割合は全体で9割弱。女性と比べて男性のほうが、何らかのスーパーマリオ関連のゲームをしたことがある人の割合が高く、10~40代では9割超でした。また、50代女性は他の年代に比べて割合が低く、約7割でした。
数多くあるスーパーマリオ関連のゲームの中で全体1位となったのは「マリオカート シリーズ」 。累計売上が世界で1億5000万本以上の人気ゲームです(2020年12月時点)。すべての年代で1位・2位にランクインしており、特に割合が高かったのは10~20代男性で7割超でした。
全体2位は「スーパーマリオブラザーズ シリーズ」。こちらもすべての年代で上位ですが、40代でもっとも人気があり、1位となっています。特に40代男性では7割と高い割合でした。「スーパーマリオブラザーズ」が発売されたのは1985年なので、子どもの頃に遊んだ人が多いのかもしれません。
全体3位は、「マリパ」の略称で親しまれている「マリオパーティ シリーズ」。「マリパ」は特に10~20代で5割~5割強と、他の年代に比べて高い割合になっています。また全体1位、2位では男性の割合が高かったものの、「マリパ」は女性の割合も高めで男女差はほぼありませんでした。
そして全体4位は「Newスーパーマリオブラザーズ シリーズ」で、10・20・40代のみランクイン。10代では約5割と高い割合でした。
そのほか、「スーパーマリオ 64」や「スーパーマリオ ワールド シリーズ」は、30代で割合が高めでした。また、ランキング外とはなりましたが、「スーパーマリオメーカー シリーズ」、「スーパーマリオ ギャラクシー シリーズ」は、10代の割合がやや高く、どちらも2割超でした。
2.人気のキャラクターは?全体TOP2は「ヨッシー」と「マリオ」
スーパーマリオを知っている人に、一番好きなスーパーマリオ関連のキャラクター(※)を聞きました。
※Nintendoのマリオポータル内に掲載されているキャラクター(2021年5月時点)。
全体1位は「ヨッシー」、2位は「マリオ」で、ゲームでもおなじみのキャラクターがTOP2を占めています。3位は「キノピオ」、そして4位以降は「ピーチ」、「クッパ」、「ルイージ」、「ノコノコ」とおなじみの顔ぶれが続きます。
年代別にみると「ヨッシー」「マリオ」はすべての年代で上位にランクインしていますが、年代によって人気の順位に差がみられます。10~30代では「ヨッシー」が1位、40~50代では「マリオ」が1位に。「マリオ」は、年代が上がるにつれ、いちばん好きと回答する人の割合が増えています。
全体3位の「キノピオ」もすべての年代でランクインし、高い人気がうかがえます。特に低い年代で割合が高い傾向があり、10代女性では1位でした。全体4位の「ピーチ」は30~50代でランクインしています。全体5位の「クッパ」は年代が上がるにつれ人気が高まり、50代では3位にランクイン。
そのほかにも、10~20代では「ロゼッタ」 や「テレサ/キングテレサ」がランクイン。「ロゼッタ」は2007年発売の「スーパーマリオギャラクシー」で初登場した女性キャラクターで、10代で人気があります。ランク外ですが「ヘイホー」も10代に人気がありました。
グラフにはありませんが、「マリオ」「クッパ」は女性と比べて男性人気が高く、逆に女性人気が高いのは「キノピオ」「ピーチ」でした。
昔から長く親しまれてきた、赤い帽子と口ひげがトレードマークのマリオ。毎年新たなゲームが発売され、年代によってプレイしたことのあるゲームや好きなキャラクターにも差がみられます。これからのマリオシリーズも楽しみですね。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年5月7日~2021年5月11日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
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