8月7日は「ば(8)なな(7)」と読む語呂合わせから「東京ばな奈」の日とされています。「東京ばな奈」は東京を代表する銘菓の一つで、東京駅や空港などでもよく目にすることがあると思います。そこで10~50代の男女を対象に、お土産として代表的な銘菓・お菓子の好みなどを調査しました。
◆Topics◆
1.好きなお土産菓子TOPは北海道の「白い恋人」2.お取り寄せや物産展などでも!「白い恋人」が人気
1.好きなお土産菓子TOPは北海道の「白い恋人」
全国のお土産として代表的な銘菓・お菓子の中から、好きなものを聞いたところ全体TOPは北海道の「白い恋人」で7割弱。2位は「八つ橋」、3位は「もみじ饅頭」、4位は僅差で「長崎カステラ」が5割台で続き、5位は「東京ばな奈」で5割弱という結果でした。
年代別にみると全体TOPの「白い恋人」は、10代で2位、20代以降では1位と人気の高さがうかがえます。特に40代では7割以上と高い割合になりました。
全体2位の「八つ橋」は10~20代で人気があり、6割超と高い割合です。特に10代では男女ともに「八つ橋」が1位。京都の銘菓であるため、修学旅行で訪れることが多い10代にとって、なじみのあるお土産菓子なのかもしれません。
全体3位の「もみじ饅頭」は30~40代に人気で、30代では2位にランクイン。全体4位の「長崎カステラ」は上の年代になるほど人気があり、40~50代では5割超と2位にランクインしています。全体5位の「東京ばな奈」はどの年代でも4割台と大きな差はみられず、すべての年代で一定の人気があるようです。
そのほかにも「うなぎパイ」は、40~50代で5割超と高い割合で40代では4位にランクイン。「萩の月」は30代以上でランクインし、50代で5割超で6位にランクイン。鎌倉土産の定番ともいえる「鳩サブレー」は10~20代で4割超、特に10代では3位と人気です。
沖縄のお土産菓子として有名な「ちんすこう」は10~20代のみ10位以内にランクイン。同じく「紅いもタルト」は、10~30代で10位以内にランクインと、比較的若い年代に人気があるようです。
男女別では、全体的に好きな銘菓・お菓子がある人の割合は、男性よりも女性に多いようです。「赤福餅」「信玄餅」といったお餅系も男性と比べて女性の割合が高めでしたが、「赤福餅」は男性でも40~50代で割合が高く5割前後。「信玄餅」は特に30~40代女性の割合が高めでした。北海道銘菓として有名な「マルセイバターサンド」「じゃがポックル」も、男性と比べて女性の割合が高くなっていました。
2.お取り寄せや物産展などでも!「白い恋人」が人気
全国のお土産として代表的な銘菓・お菓子の中から、実際にその場所へは行かずにお取り寄せ/物産展/アンテナショップ/デパ地下/インターネットなどで、購入したことがあるものについて聞きました。
※お土産や贈り物でもらった場合を除きます。
全体TOPは「白い恋人」で3割弱でした。「白い恋人」は好きなお土産菓子としても1位でしたが、お土産で食べて好きだったものは、自分でも購入しようと思う人が多いのかもしれませんね。10~40代で1位で、50代では2位となりましたが3割超と高い割合です。
全体2位は「マルセイバターサンド」がランクイン。50代では1位、20~40代でも3位以内と人気です。
全体3位は「八つ橋」、4位は「赤福餅」、5位は僅差で「じゃがポックル」と続きます。「八つ橋」は10~20代で2位にランクインしていますが、50代でも3割弱と高い割合です。「赤福餅」は40~50代に人気で、50代では3割弱で高く、この年代ではお餅の和菓子系が人気なのかもしれませんね。
前のトピックで全体5位だった「東京ばな奈」は全体で10位にランクイン。
TOP5のうち「白い恋人」「マルセイバターサンド」「じゃがポックル」と、北海道で有名なお土産菓子が3つランクインしているのも特徴的です。
また「長崎カステラ」「うなぎパイ」「赤福餅」の3つは、40~50代で10位以内にランクインしていますが、前のトピックの好きなお土産菓子でもこの年代では割合が高めだったため、好きなものを自分でも購入している様子がうかがえます。
地域ごとにさまざまな銘菓・お菓子がありますね。旅先でその土地の銘菓・お菓子をお土産にするのは旅の楽しみの一つ。食べながら旅の思い出に浸ったり、人からお土産としていただいたり。食べたことのない新しいお菓子に出会える楽しみもありますね。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~59歳の男女
実施時期:2021年7月6日~2021年7月8日
有効回収数:5252サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数点以下第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なる場合があります
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