3月14日は、ホワイトデー。
バレンタインデーのように欧米には風習はないですが、日本では多くの人が知っているイベントですね。そんなホワイトデーについて、どのような印象を持っているか、どのように過ごす予定があるかなど調査しました。また、女性がもらいたいバレンタインデーのお返しについても様々な回答をいただきました。これからお返しを考えようと思っている人もぜひ参考にしてみてください。

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◆Topics◆

1.男性は「おくりものをするよい機会」、女性は「なにかもらうのが楽しみ」
2.ホワイトデーの男性の予定、「おくりもの/お菓子などをお店に行って買う」がもっとも高い
3.男性がおくる相手は「妻/パートナー」が約6割、おくりものは「市販のチョコ」がTOP
4.バレンタインのお返し、女性の期待値は若年層ほど高くなる傾向、特に10代、20代では半数以上が期待
5.ホワイトデーのおくりもの「どんなものでもうれしい」が女性全年代でTOP

1.男性は「おくりものをするよい機会」、女性は「なにかもらうのが楽しみ」

3月14日のホワイトデー。それぞれどのような日として考えているのでしょう。

男性と女性で異なる結果となり、男性の上位は「妻/パートナー/恋人におくりものをする良い機会」が18%でもっとも高く、続いて「おくりもの(お返し)を考えたり探したりするのが大変」が16%となっています。
女性は「何かをもらうのが楽しみ」という回答がもっとも高く2割超となっています。男性はおくりものをする良い機会だと考える一方で、おくりものをどうするか考えたり、探したりすることが大変だと思うこともあるようです。女性はバレンタインデーのお返しをもらうことへの期待感がうかがえる結果でした。
男女ともに「特にない」が約4割となりました。

ホワイトデーとは

2.ホワイトデーの男性の予定、「おくりもの/お菓子などをお店に行って買う」がもっとも高い

続いて、ホワイトデーをどのように過ごす予定があるのかみてみましょう。
男女ともに「特に何もしない」がもっとも高く、女性は8割弱、男性は6割弱となりました。

何かしらする予定がある人では、男性は「おくりもの/お菓子などをお店に行って買う」、「おくりものなどを直接わたす」15%前後で上位となりました。
ホワイトデーは男性の方が何かしら行動する人が多く、おくりものを買ったり、渡したりといった過ごし方がみられます。

ホワイトデーの予定


3.男性がおくる相手は「妻/パートナー」が約6割、おくりものは「市販のチョコ」がTOP

ホワイトデーに関連して何かする予定の男性は、誰にどのようなおくりものをする傾向があるのでしょうか?

おくる相手は、男性全体では「妻/パートナー」がもっとも高く6割弱となりましたが、年代別でおくりものをする相手は異なります。
男性10代では、「女友だち」、「恋人」が同率でもっとも高く3割弱となりました。3位に「父親・母親」となりました。5位に「兄弟・姉妹」も入っており、バレンタインデーと同様に家族同士でおくりあう傾向もみられます。
男性20代は「恋人」がもっとも高くなり、30代以降になると「妻/パートナー」、「子ども」が上位となります。
バレンタインデーでおくりものする相手と関連して、お返しとしておくるケースも多そうですね。

なお、女性全体ではもっとも高いのは「夫/パートナー」、次いで「子ども」となりましたが、3位に「自分」が約16%となりました。女性にとってホワイトデーは「スイーツを食べられてうれしい」日という印象が2位となっていたように、自分自身がスイーツを楽しむという過ごし方をする人もいるようです。

ホワイトデーのおくりものの相手


おくりものをする予定の男性のおくりものの候補は「市販のチョコ」が1位、「チョコ以外の市販の洋菓子」は2位となり、いずれも僅差で3割以上となりました。ホワイトデーは、チョコレートに限らず、洋菓子をおくる男性の割合も高くなりました。また、3位の「食事(外食)」は年代が上がるにつれて割合が高くなっています。
年代別の傾向として、20代以降においては、全体TOP2と同様の結果となりました。10代男性では「チョコ以外の手作りのお菓子」が2割、「手作りチョコ」が1割超となり、他の年代とは異なる傾向となりました。

ホワイトデーのおくりもの候補

4.バレンタインのお返し、女性の期待値は若年層ほど高くなる傾向、特に10代、20代では半数以上が期待

ホワイトデーは、バレンタインデーのお返しをする日という印象が強いですが、バレンタインデーにおくりものをした女性は、ホワイトデーのお返しをどのくらい期待しているのでしょうか。

女性全体では、「あまり期待していない」「期待していない」を合わせた【期待していない】割合が約6割となりました。しかし、年代で傾向が異なります。

女性10代、20代では、「期待している」と「やや期待している」を合わせた5割超が【期待している】という結果に。おくりものをした親や恋人からのお返しを期待している人もいるのかもしれません。女性10代では手作りのチョコをバレンタインにプレゼントする割合も高い傾向にあり、より期待感をもって楽しみにしている様子がうかがえます。なお、年代が上がるにつれて、期待値は下がる結果となりましたが、女性40代以上では、バレンタインデーのおくりものをする相手に「子ども」が含まれる割合も高いため、お返しをもともと期待していないということも考えられます。


お返しの期待


5.ホワイトデーのおくりもの「どんなものでもうれしい」が女性全年代でTOP

バレンタインデーのお返しの期待値は若年層のほうが高くなる傾向でしたが、実際にどんなものをもらったら女性はうれしいのでしょうか。
すべての年代の女性で、「どんなものでもうれしい」「市販のチョコ」がTOP2となりました。1位の「どんなものでもうれしい」においては、特に10代女性では6割超と他の年代よりも高くなっています。

前述の男性が予定しているおくりものは、「市販のチョコ」と「チョコ以外の市販の洋菓子」が高い割合を占めていましたが、10代~30代女性の3位以降を見てみると、チョコや洋菓子以外の項目も2割以上で並んでいます。特に20代の女性は、「化粧品、香水、美容アイテムなど」「アクセサリー/時計」も3割以上という結果になっています。

ホワイトデーのお返しは、チョコや洋菓子だけでなく、美容アイテムやファッショングッズのおくりものも喜ばれるかもしれません。

お返しのほしいもの




まだまだ続くコロナ禍。友だちや恋人と会ったり、出かけたりできないことも。バレンタイン同様にホワイトデーも思うように過ごせないという人もいることでしょう。そんな日々ではありますが、日ごろの感謝の気持ちやおくりものをする1つの機会として、それぞれにとって思い出に残るホワイトデーになるといいですね。

【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国 男女13歳~59歳
実施時期:2022年1月26日~1月28日
有効回収数:5,002サンプル
※市場の性年代別構成比にあわせて回収
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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