全国の10~60代の男女を対象に、映画館やゲームセンターなどのアミューズメント・レジャー施設の中で、行くことのある場所を調査。また、ゲームセンターに行くことがある人に、遊んだりプレイしたりするものについても聞きました。

main

◆Topics◆

1.ふだん行くことのある場所は?全体TOPは「映画館」
2.ゲームセンターでダントツ人気があるのは「クレーンゲーム」

1.ふだん行くことのある場所は?全体TOPは「映画館」

graph_1

アミューズメント・レジャー施設の中で、ふだん行くことのある場所について聞きました。
全体では5割弱で「映画館」がTOP。2位は「カラオケボックス・カラオケルーム」、3位以降は「水族館」「ゲームセンター」「動物園」が2割台で続きます。

年代別にみると、すべての年代でも「映画館」がTOPという結果に。10~20代の割合が高く、特に10~20代女性では6割超となりました。また、10~20代では「映画館」のほかにも「カラオケボックス・カラオケルーム」が4割超で、他の年代と比べて高い割合です。特に10代女性では6割弱の高い割合でした。

「ゲームセンター」は、10~20代で3位、30代で4位でした。年代が若いほど割合が高くなっており、もっとも高いのは10代女性で5割弱でした。過去のカプセルトイ(ガチャガチャ、ガシャポンなど)の調査でも、10代女性でカプセルトイをやる人の割合が高い傾向にありました。

10代では、ほかにも「遊園地」「ボーリング場」「複合スポーツ施設」の割合も高めで、上位にランクインしています。「遊園地」は10代女性で3割超。20~30代女性でも3割前後の高めの割合でした。

30代では「水族館」「動物園」の割合が高く、40代でも上位でした。子育て世代でもあるため、子どもと一緒に「水族館」「動物園」に行く人も多いのかもしれません。

60代では「美術館」「博物館」「劇場」の割合が高く、特に60代女性で割合が高い傾向にありました。また、「温泉テーマパーク」は、50~60代で上位にランクインしています。


2.ゲームセンターでダントツ人気があるのは「クレーンゲーム」

graph_2

次に、ゲームセンターに行くことがある人に、ゲームセンターで遊ぶ/プレイするものについて聞きました。

全体のTOPは「クレーンゲーム」で、7割超と圧倒的な割合です。ゲームセンターに行くと必ずといっていいほどUFOキャッチャーなどのクレーンゲームを見かけますが、男女両方でもTOP、女性のほうが男性よりも割合が高く、特に20代以降の女性で人気があり、8割超の高い割合でした。
全体2位はメダル落としゲームなどの「メダルゲーム」、3位は「カプセルトイ」が4割前後でした。4位は「音楽ゲーム / ダンスゲーム」、5位は「プリントシール機」となりました。太鼓の達人やプリクラなども、ゲームセンターで定番ともいえそうですね。ランキング外ですが「乗り物系ゲーム」が僅差で続きました。

男女別にみると、「カプセルトイ」「プリントシール機」は、女性のほうが男性よりも高い割合で上位にランクインしています。
「カプセルトイ」は20~50代の女性で5割超と高く、特に30代女性では6割弱となりました。
「プリントシール機」は10~20代女性の割合が高く、10代女性だけでみると8割弱の高い割合で1位に。10代女性は、プリクラを目的にゲームセンターに行くという人も多いのかもしれません。

また、男女ともに10~20代では「音楽ゲーム / ダンスゲーム」の割合が高めです。高校生のスマホゲームの調査でも、リズム系の音楽ゲームは人気の傾向があり、友だちと一緒に盛り上がれるゲームなのかもしれません。

「メダルゲーム」は男性の割合が高く2位にランクイン。男女ともに10~20代と比べて30代以上の割合が高い傾向がみられました。「シューティング / 射的ゲーム」「格闘ゲーム / 対戦型ゲーム」も男性に人気があり、特に50代男性で割合が高くなっていました。


ふだん行くことのあるアミューズメント施設のなかでは、どの年代でも映画館がTOPとなりました。また、若い世代で行く人も多いゲームセンターでは、クレーンゲームが圧倒的な人気でした。キャラクターグッズだけでなく、お菓子や雑貨などクレーンゲームならではの賞品も多く、見ているだけでも楽しい気分になりますね。


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2022年2月17日~2022年2月21日
有効回収数:5254サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】

調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】

『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは500万人を超える豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

▼LINEリサーチに関する資料のご請求はこちら▼
document_request

▼LINEリサーチでの調査や調査に関するご相談はこちら▼
inquiry_form