LINEリサーチでは、セルフ型アンケート「ライトコース」を活用して、旬のトレンドや話題の出来事を定期的に調査をしています。今回は、今月発表されたユーキャンの新語・流行語大賞にノミネートされた「ヌン活」について調査しました。認知や利用経験、利用したい理由などご紹介します。


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◆Topics◆

1.「ヌン活」の認知は2割強
2.「ヌン活」の利用経験、利用意向は男女で異なる傾向
3.「ヌン活」を今後したい理由、したいと思わない理由

1.「ヌン活」の認知は2割強

今年の新語・流行語大賞にもノミネートされ、SNSを中心に注目を集めたアフタヌーンティーを楽しむ活動「ヌン活」について聞きました。
全体では、「ヌン活」の認知は、「内容まで知っている」と「言葉を聞いたことがある程度」を合わせ2割強となりました。「内容まで知っている人」は1割以下にとどまりました。

男女年代別でみてみると、大きく違いがみられます。
男性では「まったく知らない」はどの年代でも8割台となりました。女性は7割台となっており男女で10ポイント前後の差となりました。女性のほうが認知は高くなりました

女性は年代によっても違いがみられ、女性20代、30代では「内容まで知っている」割合が1割台後半と他の年代に比べて高い傾向となりました。

以下グラフは男女年代別のTableau集計結果になります。
※データの分析・ビジュアル化作業が簡単・スピーディーに行えるweb集計、ライトコースで提供

認知

2.「ヌン活」の利用経験、利用意向は男女で異なる傾向

続いで、「ヌン活」について説明をしたうえで、「ヌン活」をしたことがあるか、今後(も)「ヌン活」をしたいと思うかを聞きました。

全体では、「したことがあり、今後もしたい」が1割強、「したことがあるが、今後したいと思わない」が2.4%となり、それらを合わせたヌン活をしたことがある、利用経験率は1割台となりました。 一方で、「したことはないが、今後してみたい」が約4割、「したことはないし、今後もしたいと思わない」が4割超となり、それらを合わせた8割超の人がヌン活をしたことがないという結果となりました。

こちらも男女年代別でみると、顕著な差がみられます。
男性は、「したことはないし、今後もしたいと思わない」の割合がどの年代でも高く、中でも30代、50~60代で6割超となり、多くの男性はヌン活への意向を示さない傾向となりました。その一方で、男性20代と40代では、利用意向のある人の割合も4割台と一定層いることがわかりました。

女性は、「したことがあり、今後もしたい」は、20代と60代で2割を超えて他の年代に比べやや高くなりました。なお、女性ではヌン活の利用意向がある割合が、すべての年代で6割を超えており意向の高さがうかがえます。 また、ヌン活の利用経験の低い10代でも「したことはないが、今後してみたい」の割合が特に高く、6割超となっています。
※「したことがあり、今後もしたい」と「したことはないが、今後してみたい」の計


以下グラフは男女年代別のTableau集計結果になります。
※データの分析・ビジュアル化作業が簡単・スピーディーに行えるweb集計、ライトコースで提供

利用


3.「ヌン活」を今後したい理由、したいと思わない理由

ヌン活に対して利用意向のある「したことがあり、今後もしたい人」、「したことはないが、今後してみたい人」と、利用意向のない「今後したいと思わない人」のそれぞれの理由を自由回答で答えてもらいましたので一部紹介します

「したことがあり、今後もしたい人」
非日常感を感じられる点やゆったりと贅沢な時間を過ごせる、自分へのご褒美としてといった回答もあり、優雅な時間をゆっくり過ごせるといった点が今後もヌン活をしたい理由となっているようです。

「したことがないが、今後してみたい人」
友だちと楽しんでみたい、アフタヌーンティーを行う様子が魅力的だったから、ゆったりしたいといった回答が見られました。

「今後したいと思わない人」
ヌン活に興味がないという意見が多く、ヌン活するなら別のことに時間やお金を使いたいといった回答も見受けられました。

以下グラフはTableau集計結果の自由回答一覧になります。
※データの分析・ビジュアル化作業が簡単・スピーディーに行えるweb集計、ライトコースで提供

自由回答


こちらの調査は、LINEリサーチが提供するセルフ型アンケート「ライトコース」で実施しました。

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2022年12月5日~7日
有効回収数:1056サンプル
※市場の性年代構成比にあわせて回収
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります


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