みなさんにとって2023年はどんな年でしたか?今年も残りわずかとなりました。毎年この時期に実施している調査「年末年始の過ごし方・来年に期待すること」について、全国13歳~79歳の男女を対象に調査を実施しましたのでその結果をお届けします。

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◆Topics◆

1.年末年始は「年越し蕎麦を食べる」が1位、「紅白歌合戦を見る」が5位に下降
2.2024年は「よい年になると思う」が昨年から3ポイント上昇し約6割
3.2024年に期待していること「日本経済の回復」がすべての年代で1位

1. 年末年始は「年越し蕎麦を食べる」が1位、「紅白歌合戦を見る」が5位に下降

年末年始はどのように過ごす予定なのか聞いたところ、総合1位は「年越し蕎麦を食べる」となりました。2位以降は「お雑煮を食べる」「初詣に行く」「おせち料理を食べる」が3割台で続きました。また、昨年2位だった「紅白歌合戦を見る」が5位に下降する結果となりました。
昨年(2022年)の調査結果はこちら

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年代別にみると、10代では「お年玉をもらう」が約5割、「紅白歌合戦を見る」が約4割、「おみくじを引く」が約3割と他の年代に比べて高く、特に女性10代は男性10代に比べて割合が高くなりました

また、「年越し蕎麦を食べる」「お雑煮を食べる」「おせち料理を食べる」は年代が上がるにつれ割合も高くなりました。30代以上では「年越し蕎麦を食べる」が4割以上となり、特に50代以上では5割台後半と高めで「お雑煮を食べる」や「おせち料理を食べる」も4割台と高くなりました。
そのほかにも、TOP5には入りませんでしたが、50代以上では「年賀の挨拶をハガキで送る」や「玄関にお正月飾り (門松/しめ縄・しめ飾り) を飾る」「鏡餅を飾る」も他の年代に比べて割合が高く2割台でした。

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2. 2024年は「よい年になると思う」が昨年から3ポイント上昇し約6割

2024年はどんな年になると思うか聞いてみました。【よい年になると思う】(「とてもよい年になると思う」「よい年になると思う」「ややよい年になると思う」の合計)と回答した人は59%となり、昨年から3ポイント上昇がみられました。

年代別の傾向では、10~30代では【よい年になると思う】という割合が40代以上よりも高く6割台となりました。その中でも、10代では「とてもよい年になると思う」の割合が他の年代よりも高く2割超でした。

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次に「よい年になると思う」、「悪い年になると思う」のそれぞれの理由についていくつかご紹介していきます。

「よい年になると思う人の理由」
・中学生になり部活に入ったので、
 来年は後輩ができもっとやりがいがあると思うから(女性13歳)

・大学生活を満喫してると思うから(男性18歳)

・推しのライブに行けるかもしれないから!!!!!!!(女性23歳)

・今年よりも来年は良い年になってほしいという期待を込めたからです(女性37歳)

・前向きに考えるようにしているから(男性55歳)
「悪い年になると思う人の理由」
・受験があるから(男性17歳)

・税金が上がり続けお金が貯まらないから(男性24歳)

・子育ても仕事も大変になるから(女性33歳)

・地球温暖化や物価高騰等(男性43歳)

・問題が山積みだし戦争も終わる気がしない(女性65歳)

2024年は「よい年になると思う人の理由」では、前向きな気持ちでいろいろなことに取り組みたいという意見がみられました。その一方で、「悪い年になると思う人の理由」の中には、世界情勢の不安定さや景気悪化を心配する回答が多く挙がっていました。

3. 2024年に期待していること「日本経済の回復」がすべての年代で1位

2024年に期待していることを最後にご紹介します。
全体では、「日本経済の回復」が1位となり4割超。コロナ禍以降の経済活動の回復とともに、インバウンド需要など日本経済に期待している様子がうかがえます。2位には「新型コロナウイルスの収束」、3位には、「異常気象の改善」がランクイン。今年は世界的な異常気象により台風や猛雨などに加えて、全国的な暑さが11月頃まで続いたことなどが影響しているのかもしれません。

男女年代別でみても、すべての年代で「日本経済の回復」が1位となり、年代が上がるにつれ割合も高くなる傾向にありました。また、男女ともに10代では「新デザインの紙幣」がTOP5に入りました。およそ20年ぶりに新紙幣が発行されるので注目が集まっているようです。

男性10~20代では「生成AI技術の発展」が4位に。世界を席巻させた「ChatGPT」など今後どのように進化していくのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
男性50代以上では「アメリカ大統領選挙」が5位にランクイン。男性20~30代では、2024年から新たに始まる「新NISA制度」もTOP3にランクインし、期待が高まっている様子。

女性10~20代では、東京ディズニーシーの新エリア「東京ディズニーシー ファンタジースプリングスの開園」が2位にランクイン。ディズニー映画を題材とした3つのエリアとなり、若年層の注目の高さがうかがえます。

また、男女ともに30~40代では、こども未来戦略方針として児童手当の拡充が表明されたこともあってか「児童手当の充実」がTOP3入り中でも女性30代では3割を超えていました。
女性50代以上では、「新型コロナウイルスの収束」「異常気象の改善」「新型コロナウイルスの治療薬の開発/普及」の割合が他の年代に比べて高くなっていました。新型コロナウイルスや異常気象の状況改善に関心があるようです。

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今年も年末年始の過ごし方は大きな変動はなく、年越し蕎麦やお雑煮を食べて新年を迎える人が多いようです。2024年に期待していることでは、性別や年代によって注目している内容に違いがみられました。それぞれの過ごし方でよい新年を迎えられるといいですね。

LINEリサーチでは、トレンドや業界別の動向に加えて、若年層を対象にした調査を多く実施しております。ご自身の担当サービスや商品の調査だったらどうでしょうか?エリアや年代に絞った調査などカスタマイズが可能です。消費者にこんなこと聞きたい、こんな質問できないの?まずは気軽にご相談ください。
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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳~79歳の男女
実施時期:2023年11月30日~12月4日
有効回収数:663,354サンプル
集計対象:有効回収数の中からランダム抽出した男女13-79歳のサンプルから、同調査内の該当設問(配偶者 (夫・妻) や恋人の有無/クリスマスの過ごし方について)に「答えたくない」の回答者を除いた46,278サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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