今回はスマホ(機種本体)の使用について、10~60代の男女を対象に調査。どのくらいの期間使っているか、また、買い替えようと思うきっかけについて聞きました。

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◆Topics◆

1.スマホの使用期間は【3年未満】が全体で6割台後半
2.スマホの買い替え理由、「電池の減りの早さ」が圧倒的な高さで1位

1.スマホの使用期間は【3年未満】が全体で6割台後半

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現在プライベートで使用しているスマホ(機種本体)について、どのくらいの期間使っているかを聞きました。複数のスマホを持っている場合は、メインで使っているスマホについて回答してもらいました。

全体では、「半年未満」と「半年~1年未満」を合わせた【1年未満】と、「1年~2年未満」「2年~3年未満」がそれぞれ2割超で僅差になっています。
また、これらを合わせた【3年未満】が、全体で6割台後半という結果になりました。

年代別にみると、10代では【1年未満】と「1年~2年未満」の割合がほかの年代と比べてやや高い傾向にありますが、どの年代も【1年未満】「1年~2年未満」「2年~3年未満」はそれぞれ2割前後となっており、大きな差はみられませんでした。
また、50~60代では「3年以上」の割合がほかの年代に比べてやや高く、現在使用しているスマホを比較的長く使っている人が多いようです。

男女別では、使用期間に大きな違いはみられませんでした。

参考までに内閣府の消費動向調査(令和6年3月実施)※によると、2人以上の世帯における携帯電話の平均使用年数は約4.5年だそうです。現在のスマホを「3年以上」使用している人は、そろそろ買い替えを検討するタイミングがくるのかもしれませんね。
※出典:内閣府の消費動向調査(令和6年3月実施調査結果)

2.スマホの買い替え理由、「電池の減りの早さ」が圧倒的な高さで1位

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スマホを買い替えようと思うきっかけについて聞きました。買い替えたことがないという人には、買い替えのきっかけになりそうなことを想像して回答してもらいました。

全体では、「電池(バッテリー)の減りが早くなった」が、約6割という圧倒的な高さで1位に。2位は「動作が重くなった」が2割台後半で続き、スマホ自体の機能低下が買い替えを検討するきっかけとなっていることがわかります。

年代別にみても、すべての年代において1位「電池(バッテリー)の減りが早くなった」、2位「動作が重くなった」となっています。
3位以降は違いがみられ、10~40代では「本体の容量が足りなくなった」、50~60代では「スマホが熱くなるようになった」が3位に入っています。

【1年未満】と「1年~2年未満」の割合が高く、現在のスマホ使用歴が比較的短い10代では、進学、就職など「新生活が始まるとき」、カメラやディスプレイの性能がいいなど「より高性能・高機能なスマホを使いたくなった」が、それぞれ2割前後で4位と5位にランクイン
「より高性能・高機能なスマホを使いたくなった」は、特に10代男性で2割超と高く、10代女性でも1割台後半でした。10代では進学や就職などのタイミングや新しいスマホが発売されることなども買い替えのきっかけになっていそうですね。
また、「アプリが落ちるようになった」は10~20代の女性で1割台後半と高めでした。スマホをよく使っているこの年代ならではの悩みのようです。

男女別にみると、「電池(バッテリー)の減りが早くなった」「本体の容量が足りなくなった」「スマホが熱くなるようになった」は、男性よりも女性のほうが高くなっていました。特に「本体の容量が足りなくなった」は、10~40代の女性で2割台の高い割合になっていました。日常的に写真や動画の撮影をする人が多いのかもしれません。


今回の調査で、スマホの使用期間は【3年未満】が6割台後半と高いことや、電池の劣化や動作の重さなどが買い替えのきっかけとなっていることがわかりました。

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2024年10月3日~2024年10月7日
有効回収数:5260サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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