今回は、2022年12月に調査した「一番好きな牛丼のチェーン店」の対象年齢を69歳まで拡大して再調査。10~60代の男女を対象に、一番好きな牛丼のチェーン店とその牛丼チェーン店を好きな理由について聞きました。

main

◆Topics◆

1.一番好きな牛丼のチェーン店、全体1位は「すき家」、男性50代以上は「吉野家」が1位
2.一番好きな牛丼のチェーン店TOP3を好きな理由は?

1.一番好きな牛丼のチェーン店、全体1位は「すき家」、男性50代以上は「吉野家」が1位

graph_1

ふだん、牛丼のチェーン店に行くかどうか、行く人には代表的な牛丼のチェーン店の中で一番好きなお店を聞きました。

全体では、「牛丼のチェーン店には行かない」と回答した人の割合は全体で2割強となりました。男性よりも女性のほうが高い傾向で、60代女性で最も高く4割台半ばでした。

一番好きな牛丼チェーン店の全体1位は「すき家」で3割強女性ではすべての年代で1位になり、特に10~40代女性で4割前後の高い割合です。男性でも10~40代で1位になり、特に20代男性では4割強となっています。

全体2位は2割台後半で「吉野家」。特に50~60代男性では4割前後で1位になりました。

全体3位は1割強で「松屋」でした。特に30~40代男性では2割前後と高めになっています。

2.一番好きな牛丼のチェーン店TOP3を好きな理由は?

graph_2

一番好きな牛丼のチェーン店TOP3のお店について、それぞれ好きな理由を聞きました。

全体1位「すき家」を好きな理由は、「立地がいい」が3割弱でTOPとなりました。
牛丼チェーンの中で最も店舗数が多いため、訪問しやすいのかもしれませんね(2024年7月時点で約1,950店舗)。
TOPとほぼ同率で「牛丼の種類が充実」が2位でした。「すき家」では、期間限定も含めて10種類以上の牛丼メニューがあり、豊富なバリエーションを楽しめるのも人気の理由のようです。
3位以降は「肉がおいしい」「量やサイズが選べる」「一人でも利用しやすい」が約2割で続いています。

全体2位「吉野家」を好きな理由は、「肉がおいしい」が4割強でTOP続いて「つゆがおいしい」が3割強でした。ほかのチェーン店と比べて、牛丼の味わいに対する評価が高くなっています。
3位以降は「一人でも利用しやすい」「待ち時間が少ない・すぐに料理が出てくる」が続き、利便性の高さも支持されています。
「吉野家」は明治32年創業と牛丼チェーン店の中で最も歴史が長く、親しみやすい味を楽しめる点が人気なのかもしれません。提供の早さにもこだわりを持っているようです。
また、5位には「肉/玉ねぎ/つゆの量を調整できる」がランクインし、自分の好みに合わせた牛丼のアレンジも魅力の一つとなっているようですね。

全体3位の「松屋」を好きな理由は、「立地がいい」が2割台半ばでTOP「コストパフォーマンスがいい」「一人でも利用しやすい」「肉がおいしい」「無料サービスがある」が2割強の僅差で続いています。
松屋では、定食のライスおかわり無料サービスなどのコスパの良さも評価されているようです。「牛丼以外の主食メニューが充実」「定食メニュー/ランチメニューが充実」も2割と高めですが、僅差でランキング外となりました。

そのほかのチェーン店では、「なか卯」は、「牛丼以外の主食メニューがおいしい」「牛丼以外の主食メニューが充実」が3割台半ば~4割の高い割合でした。親子丼やカレーなど主食メニューも評価されているようです。


牛丼チェーン店が好きな理由は、おいしさのほかに、種類の豊富さやカスタマイズのしやすさ、アクセスのしやすさ、一人でも利用できる気軽さ、提供の早さなどがあがりました。みなさん、それぞれのお店のサービスを上手に利用して楽しんでいるようですね。

次回は3月5日更新予定です。お楽しみに!

LINEリサーチでは、トレンドや業界別の動向に加えて、若年層を対象にした調査を多く実施しております。ご自身の担当サービスや商品の調査だったらどうでしょうか?エリアや年代に絞った調査などカスタマイズが可能です。消費者にこんなこと聞きたい、こんな質問できないの?まずは気軽にご相談ください。
5.green2


【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年1月7日~2025年1月9日
有効回収数:5255サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

【調査データの引用・転載について】

調査データの引用・転載の際は、必ず「出典:LINEリサーチ」と明記いただけますようお願いいたします。引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合には、該当ブログ記事のURLをリンクしてご掲載ください。

報道関係者様による引用の場合、利用・掲載状況の把握のため報道関係のお客様からのお問い合わせまでご連絡いただけると幸いです。

【LINEリサーチについて】

『リサーチノート』はLINEリサーチが運営する調査メディアです。LINEリサーチでは700万人以上の豊富なモニターによりテーマごとに様々な調査が可能です。スマートフォン調査をお考えの場合は、お気軽にご相談・お問合せください。

2.white1

4.green1