今回は高校生を対象に、メッセージやDMなどでスタンプや絵文字をどのくらい使っているか調査しました。また、使うときに気を付けていることについても聞きました。
◆Topics◆
1.メッセージやDMのやりとりで、スタンプや絵文字を「よく使う」が6割
2.スタンプや絵文字を会話の状況によって使い分け。男女の違いは?
高校生に、メッセージやDMなどテキストでやり取りをするときに、スタンプや絵文字を使うかを聞きました。
全体では、「よくある」が最も高く6割でした。女子高校生は7割強、男子高校生は5割弱となっており、女子のほうが高くなっています。
また、「よくある」「ときどきある」を合わせた【使うことがある】は、全体で約9割でした。
【使うことがある】は女子高校生が9割台半ばで、ほとんどの女子高校生は、メッセージやDMなどテキストでやり取りをするときに、スタンプや絵文字を使ってコミュニケーションをとっているといえそうです。
一方、男子高校生も「よくある」は約5割ではあるものの、「ときどきある」の割合も4割弱となっており、女子高校生よりは使う頻度が少ないようです。
スタンプや絵文字を使うときに、していること/気を付けていることを聞きました。ふだん自然にしていることも含めて回答してもらいました。
全体の1位は「文字だけだと固くなりそうな時に使う」で5割強でした。2位以降は「真面目な内容の会話の時には使わない」が4割台後半、「自分が好きなキャラクターやデザインのものを使う」が約4割で続きました。
会話の雰囲気を和らげる役割でスタンプや絵文字を使う一方で、真面目な場面では使わないといった使い分けを行い、コミュニケーションを円滑にしている様子がうかがえます。
男女別にみると、TOP4は「文字だけだと固くなりそうな時に使う」「真面目な内容の会話の時には使わない」「自分が好きなキャラクターやデザインのものを使う」「文字が入っているデザインのものを使う」で同じでしたが、それぞれの割合は女子高校生のほうが高い傾向がみられました。特に高3女子ではTOP4すべてが他の学年よりも高い割合となっていました。
そのほか、「会話を終わらせたいときに使う」「既読の代わりに使う」なども女子高校生の方が高く、文字で終わらない、読んだことを伝えたい、といったスタンプや絵文字ならではの役割があるようです。
また、男女とも「目上の人(先輩や先生など)には使わない」が2割台半ばでした。スタンプや絵文字にはカジュアルなイメージがあるのかもしれません。
高3女子では、「文字が入っているデザインのものを使う」「既読の代わりに使う」が他の学年よりも高くなっている点も特徴的でした。学年があがり、バイトの友人や後輩など交友関係が広がる中、デザインの中の文字も使ってわかりやすいコミュニケーションを行うようにしているのかもしれませんね。
今回の調査では、多くの高校生が相手に配慮しながら、状況に合わせてスタンプや絵文字を使用し、コミュニケーションをスムーズに行うツールとして活用していることがわかりました。
次回は6月11日更新予定です。お楽しみに!
【調査データの引用・転載について】
◆Topics◆
1.メッセージやDMのやりとりで、スタンプや絵文字を「よく使う」が6割2.スタンプや絵文字を会話の状況によって使い分け。男女の違いは?
1.メッセージやDMのやりとりで、スタンプや絵文字を「よく使う」が6割
高校生に、メッセージやDMなどテキストでやり取りをするときに、スタンプや絵文字を使うかを聞きました。
全体では、「よくある」が最も高く6割でした。女子高校生は7割強、男子高校生は5割弱となっており、女子のほうが高くなっています。
また、「よくある」「ときどきある」を合わせた【使うことがある】は、全体で約9割でした。
【使うことがある】は女子高校生が9割台半ばで、ほとんどの女子高校生は、メッセージやDMなどテキストでやり取りをするときに、スタンプや絵文字を使ってコミュニケーションをとっているといえそうです。
一方、男子高校生も「よくある」は約5割ではあるものの、「ときどきある」の割合も4割弱となっており、女子高校生よりは使う頻度が少ないようです。
2.スタンプや絵文字を会話の状況によって使い分け。男女の違いは?
スタンプや絵文字を使うときに、していること/気を付けていることを聞きました。ふだん自然にしていることも含めて回答してもらいました。
全体の1位は「文字だけだと固くなりそうな時に使う」で5割強でした。2位以降は「真面目な内容の会話の時には使わない」が4割台後半、「自分が好きなキャラクターやデザインのものを使う」が約4割で続きました。
会話の雰囲気を和らげる役割でスタンプや絵文字を使う一方で、真面目な場面では使わないといった使い分けを行い、コミュニケーションを円滑にしている様子がうかがえます。
男女別にみると、TOP4は「文字だけだと固くなりそうな時に使う」「真面目な内容の会話の時には使わない」「自分が好きなキャラクターやデザインのものを使う」「文字が入っているデザインのものを使う」で同じでしたが、それぞれの割合は女子高校生のほうが高い傾向がみられました。特に高3女子ではTOP4すべてが他の学年よりも高い割合となっていました。
そのほか、「会話を終わらせたいときに使う」「既読の代わりに使う」なども女子高校生の方が高く、文字で終わらない、読んだことを伝えたい、といったスタンプや絵文字ならではの役割があるようです。
また、男女とも「目上の人(先輩や先生など)には使わない」が2割台半ばでした。スタンプや絵文字にはカジュアルなイメージがあるのかもしれません。
高3女子では、「文字が入っているデザインのものを使う」「既読の代わりに使う」が他の学年よりも高くなっている点も特徴的でした。学年があがり、バイトの友人や後輩など交友関係が広がる中、デザインの中の文字も使ってわかりやすいコミュニケーションを行うようにしているのかもしれませんね。
今回の調査では、多くの高校生が相手に配慮しながら、状況に合わせてスタンプや絵文字を使用し、コミュニケーションをスムーズに行うツールとして活用していることがわかりました。
次回は6月11日更新予定です。お楽しみに!
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※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります【調査データの引用・転載について】
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