今回は10~60代の男女を対象に、一番好きなコンビニや、そのコンビニを好きな理由について聞きました。

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◆Topics◆

1.全体1位は「セブン-イレブン」、10代では「ファミリーマート」が僅差で1位に
2.一番好きなコンビニTOP3を好きな理由は?

1.全体1位は「セブン-イレブン」、10代では「ファミリーマート」が僅差で1位に

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代表的なコンビニの中で一番好きなお店を聞きました。
全体1位となったのは、最も店舗数が多い 「セブン-イレブン」で4割強でした。
2位は「ローソン(ナチュラルローソン除く)」、3位は「ファミリーマート」で、いずれも2割強でした。

年代別にみると、「セブン-イレブン」は10代を除くすべての年代でも1位にランクイン。年代が上がるほど割合が高くなる傾向がみられました。
また、「セブン-イレブン」は男性よりも女性での割合がやや高く、30代以上の女性では5割前後と高めの割合でした。
10代では、「ファミリーマート」が1位になり、男女ともに3割超と高めでした。

グラフはありませんが、エリア別にみると全体1位の「セブン-イレブン」が、四国を除くすべてのエリアでも1位になりました。特に、中国、九州・沖縄では約5割の高い割合でした。
一方、四国では「ローソン」が4割台半ばで1位に。
また、関東や中部では「ファミリーマート」が2位にランクインし、特に中部では2割台後半と高めの割合でした。さらに北海道では「セイコーマート」が3割強で2位にランクインしました。

2.一番好きなコンビニTOP3を好きな理由は?

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一番好きなコンビニTOP3について、それぞれ好きな理由を聞きました。

全体1位の「セブン-イレブン」を好きな理由は、「おにぎり・お惣菜・お弁当がおいしい」が3割台半ばで最も高く、2位以降は「おにぎり・お惣菜・お弁当が充実」「コーヒーがおいしい」が2割台半ばで続きます。
こだわりの豆を使ったコーヒーや、“金のマルゲリータ”、 “金のハンバーグ”などで知られる「セブンプレミアム ゴールド」シリーズも人気があり、味への評価も高いようです。
また、「ATMが使いやすい」も5位に入り、ほかのコンビニと比べて高い割合となっていました。

全体2位の「ローソン(ナチュラルローソン除く)」を好きな理由の1位は「ポイントがたまりやすい」で約3割でした。また、「割引やお得なキャンペーンがある」も約2割でほかのコンビニと比べて高い割合でした。
2位は「お菓子・スイーツがおいしい」、3位は「お菓子・スイーツが充実」が続いています。“プレミアムロールケーキ”をはじめオリジナルのスイーツを多く展開しており、人気の理由となっているようです。

全体3位の「ファミリーマート」を好きな理由の1位も「ポイントがたまりやすい」となりました。3位まで「ローソン」と同じ順位ですが、4位には「ホットスナック(フライドチキンやポテトなど)がおいしい」がランクイン。2006年から販売している「ファミチキ」は人気商品となっています。過去の調査でも、10代でホットスナックを食べる頻度が最も高かったこともあり、「ファミリーマート」の人気が10代で高いことと関連がありそうですね。

そのほかにもランキングの掲載はありませんが、全体4位の「ミニストップ」では、「お菓子・スイーツがおいしい」「お菓子・スイーツが充実」「ホットスナックがおいしい」「ホットスナックが充実」の割合が、上位のコンビニと比べて高くなっていました。「ミニストップ」を代表するソフトクリームやハロハロ、パフェなど種類豊富なコールドスイーツがその人気の理由のひとつかもしれません。
北海道で2位にランクインした「セイコーマート」では、「おにぎり・お惣菜・お弁当がおいしい」が5割強の高さで1位となっていました。


今回の調査で一番好きなコンビニは「セブン-イレブン」が1位となり、年代が上がるほど割合が高い傾向がみられましたが、10代では「ファミリーマート」が僅差で1位になるなど年代別、エリア別でみると違いがあることがわかりました。好きな理由は共通して、商品のおいしさやバリエーションの充実度、ポイントのたまりやすさなどが上位となっていました。

次回は6月24日更新予定です。お楽しみに!

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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年5月7日~2025年5月9日
有効回収数:5255サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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