身近で手軽に楽しめる冷凍食品について、全国の15~69歳の男女を対象に調査。冷凍食品を食べる頻度や、好きな冷凍食品について聞きました。

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調査レポート要約
SUMMARY
【冷凍食品を食べる頻度】
週1日以上食べる人は5割台半ば。10代は6割台後半で、利用頻度が高い。

【好きな冷凍食品】
10代・20代は炭水化物系の「チャーハン」「パスタ類」がそれぞれ1位。30代以降では主菜の「ぎょうざ」が1位。

◆目次◆

1.冷凍食品を食べる頻度
2.好きな冷凍食品ランキング

1.冷凍食品を食べる頻度

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主食やおかずの加工食品(ぎょうざ、焼きおにぎり、お弁当のおかずなど)の冷凍食品を食べる頻度を聞きました。
※冷凍野菜/肉・魚/フルーツなどの素材系を除きます。

全体では「週に2~3日」が2割強で最も高くなりましたが、頻度に大きな差はなく「週に1日」「月に2~3日」「月に1日以下」もそれぞれ2割弱で横並びとなりました。
「週に4~5日以上」「週に2~3日」「週に1日」を合わせた【週に1日以上】食べる人の割合は、5割台半ばと高いことがわかりました。

年代別にみると、10代では「週に4~5日以上」の割合が3割強で、ほかの年代と比べて高くなっており、20代でも2割強と高めです。
10代では【週に1日以上】の割合が6割台後半にのぼり、特に10代女性では7割強の高さでした。10代では、学校で食べるお弁当のおかずや、小腹を満たす手軽な食事として食べるなど機会が多いのかもしれません。

一方で、10~20代では「まったく食べない」がほかの年代よりもやや高めでした。冷凍食品を「食べない」人も一定数いるようです。

2.好きな冷凍食品ランキング

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ふだん冷凍食品を食べる人に、主食やおかずの加工食品(ぎょうざ、焼きおにぎり、お弁当のおかずなど)の中で、好きな冷凍食品を複数回答で聞きました。
※冷凍野菜/肉・魚/フルーツなどの素材系を除きます。

全体1位は「ぎょうざ」で、4割台後半の高い割合でした。全体の2位は「チャーハン」で約4割、3位以降は「パスタ類」「からあげ」が3割台で続きました。

年代別にみると、好きな冷凍食品には差が出ています。
冷凍食品を食べる頻度が最も高かった10代では「チャーハン」「からあげ」「パスタ類」がTOP3で、全体1位の「ぎょうざ」は4位にとどまりました。
また、「ポテト(フライドポテト、ハッシュドポテト、大学いもなど)」が2割台後半で5位にランクイン。さらに、「今川焼/たい焼き」「コロッケ」が、ほかの年代よりも高い割合でランクインしています。
ランキング外ですが、10代では「お弁当の総菜系(おひたし、きんぴらなど)」がほかの年代と比べて高めでした。
10代ではお弁当のおかず、手軽におやつ・軽食として食べられる冷凍食品の人気が高いようです。

20代では「パスタ類」と「ぎょうざ」がほぼ同率で上位に。
若い年代では、「チャーハン」「パスタ類」など、食べ応えのある炭水化物系の冷凍食品がそれぞれ1位でした。

30代以上では主菜の「ぎょうざ」が1位となり、特に50~60代では5割台の高さでした。フライパンを使って本格的な味が作れるものもあり、手軽におかずが用意できるところも支持されている理由となっていそうです。

おやつ系の「今川焼/たい焼き」は、10~30代、60代と幅広い年代でランクイン。定番のあんこ以外にも、カスタードや抹茶、チョコレートといった多彩なフレーバーや限定商品などもあり、幅広い年代から支持されている理由となっていそうですね。

グラフにはありませんが、「チャーハン」は女性よりも男性で高い割合で、特に30代以上の男性で4割台と高くなっていました。
一方、「パスタ類」「ドリア/グラタン」は女性のほうが高い割合で、特に20代・40代女性で割合が高めでした。


冷凍食品を食べる人は半数以上で、好きな冷凍食品では年代ごとに好みに違いがあることもわかりました。手軽に利用できる冷凍食品は主食からデザートまで多彩な種類があり、今後も幅広い年代から支持されていきそうですね。


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【調査について】

LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~69歳の男女
実施時期:2025年9月1日~2025年9月3日
有効回収数:3152サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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